freedomtenchoのポケモンGOブログ。

自転車のことは書かない。

営業再開案内と、始動に伴うキャンペーンの案内

◆3月17日(日)に営業を正式に再開します。

 

3月16日(土)にJBCF開幕戦があるので、翌日曜日から再開します。

以後は通常営業として、長期的に休業することはありません。

 

 

◆3月17日(日)~3月31日(日)に依頼された、下記2種類の整備を10%オフにて承ります。

 

①OH 30,000円 → 27,000円(税抜)

ヘッドベアリング、BB、ペダル、上下プーリー、前後ホイールハブのグリスアップ、スポークテンション調整、ワイヤー+バーテープ交換

 

②簡易OH 15,000円 → 13,500円

BB プーリー、ペダル

 

①は従来通りのOHです。

ワイヤー交換はフレームやハンドル形状によって、または油圧システムによって追加料金が発生する場合があります。

②の簡易OHは、今回から新しく作ったセットサービスです。

駆動系のベアリングのみをターゲットとして、主に走行距離の高い選手クラスのためにシーズン半ばの中間メンテナンスのために用意したものですが、冬の間はローラー台しかしてない!などという方はよかったらどうぞ。

 

 

◆セルフ洗車料金変更

1台500円 → 800円(税込) 

 

これは以前お伝えしていた通りの値上げです。

もともと洗車500円の利益額は50円程度しかなく、これを正式なサービスとして提供しようとすると、コンプレッサーやエアーホースの維持費が賄えません。

もともとは売上のためのサービスとしてではなく、たんなる洗車環境のチョイ貸しだったものが、頻度が高くなりすぎてしまったことで周辺機器の維持がしきれなくなったものです。

値上げによって少し余裕が出たので、新しい溶剤を使用します。

 

 

◆洗車講習

毎週日曜14時~、洗車講習会を行います。

 

いままで使わなかった(500円では高くて使わせてあげられなかった)溶剤を使った、かなり早くてすこし楽な水を使った洗車の講習です。

従来のセルフ洗車とは少しだけ方法やポイントが変わるので、いままで洗車してきた方達も、ぜひ1度受けに来てください。

 

 

 

 

 

 

 

 

2月28日(木)、雑談。

今日は月末事務処理。

年末年始にあわただしく払った税金の領収書のどれが何の税金だかわからなくて困る。

別に税金の種類を全部把握する必要はないのだけど、自分がいったい何のお金を払っているのかわからないのは精神的に嫌。

 


パソコン作業と一連の電話対応を終えてローラーに乗っていたら、なつかしい顔がお店に来た。

「退寮しました、就職決まりました、整備お願いします」って。


こないだまで鹿屋体育大と一緒に合宿してたので、火山灰が積もってヤバいです、って。

学連の子のバイクは中国人の通勤自転車と同じくらい汚いのでアレだけど、私にそんな言い訳は通用しないのでとりあえず説教を喰らわす。

「使う事と手入れしないことは別。」

 


すこし整備スピードが速くなったかもしれない。そんな気がした。

トラブルシューティングが正確でなかったり、無駄な動きをすればするほど全体の作業時間が長くなる。

基本的には作業時間が短ければ短いほど、整備ミスも少ないし上手だと言える。

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たとえばうなぎ屋さん。軒先でウナギ捌いてるおじいちゃん職人みたいなのが例なのだと思う。無駄な動きを徹底的に排除して、傍から見るとやけにあっさりとシンプルに作業しているように見えれば、それが道を極めている人なんだと考えている。

自転車に限らずどんな仕事であっても、締め切り期限無しにのんびり作業できることなんてないものね。



中国ではディスクブレーキと油圧システムばっかりだったのに、久しぶりに作業した筈のワイヤードまでスムーズだった気がする。なぜだろうか。

もともと自分の整備スピードが速い方なのはわかっているけど、以前より整備スピードが速い気がした。つまり以前よりすこし上手になった気がする。

理由はわからないが、これが気がするだけじゃなく、実際にちゃんと上手になっていたらうれしい。 

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フリーダムの整備台は回転式じゃない。

基本的な整備スピードは回転式の整備台のほうが大抵の場合で作業が速いんだけど、BBに力がかけられないのが欠点だ。

そこはやっぱり、新品ばっかり触るプロの環境と、そうでない一般ショップの違いなんじゃないかな?


1年で持って来いって言って2年以上持ってこない学生よろしく、BBが外れないことは珍しくない。

ネジきりBBなどは、組み付けるときは30Nmとか50Nmとかなのに、外すときは80Nmとか。パイプ繋げて万力使って...みたいな。


回転式の整備台では対応できないことは少なくないが、それでも回転式が欲しいと思うことが多い。

 

 

2月25日(月)、雑談。

今日は久しぶりにボーラを履いて走った。

あまりに挙動が軽くてフラフラして上手く走れなかった。それでも今日は暖かくて、シューズカバーしなかったり、ウェアが1枚少なかったり、単純に楽しかった。

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日本と中国で、環境の違いの最たるひとつが路面の固さ。

日本はアスファルトだけど中国は石。だから路面がすごく硬くて疲れる。

同じ距離を走っても練習後の体の重さが全然違う。路面の固さの影響は速く走れば走るほど大きくなっていくから、昨今の太いタイヤや低い空気圧などの有用性を初めてはっきりと体感できた瞬間だったように思う。

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あとは、信号無視や逆走、ウィンカーの処理や車間など、車の運転モラルは比較にならないほど悪い。

しかし日本よりも決定的に良いところがあって、それは幅寄せされないところ。中国で幅寄せされることはいっさい無かった。道がすごくひろいからかもしれないけど、それは唯一日本より良かった。

  

今日は午前中に走って、午後から仕事。

ブログだけ見ると、さぞかしフリーダムレーシングのためだけに帰ってきた聖人のような印象を受けるかもしれないけど、別にそうではない。

フリーダムの月末の事務処理、チームの動きや天気予報など、複合的な理由で決めた日程だ。特に中国ではミサイル打ち上げて人口雨を降らすので、練習日程を決めるうえではそれが重要な項目になる。

 

 

ローターの油圧コンポ。

「日本では1万台に1台もいないよ」って言ったら、「中国もほとんど無いアルよ」って。でも中国は結構ローターが流行っていた。

これを整備出来たのはとても運が良かった。

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油圧シフトの性能は良かった。

モトGPの競技車両が油圧クラッチじゃなくて金属ワイヤーなのと同じく、私自身はロードバイクのブレーキシステムもワイヤードが好みだけど、シフトに関しては油圧でも構わないと思う。

 

シフトのケーブルルーティングは自転車を組むうえでひとつの鬼門。なぜならワイヤーが左右対称ではないからだ。

ワイヤーの組付けはブレーキが基準になっている。片方のワイヤーはフォーク(フロントブレーキ)に、もう一方はフレーム(リアブレーキ)に接続されるから、この時点ではバイクコントロールの左右対称が崩れている。これをシフトワイヤーを使って調整していく。

 

ブレーキワイヤーのフレーム侵入方法やハンドルの位置関係から見て、「このバイクはフロントシフトを2mmくらい長くしておこうかなー」とか決める。

これは完全に感覚的に決めていて、バイクをバラしてワイヤーの長さを比べてみると左右でワイヤーの長さが違っているのは別にミスではない。むしろ意図的に変えているわけで、その割合はフリーダムでは体感的に6割強だろうか。

もちろん店によって違うと思う。

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(↑↑)正面から見ると微妙に左右で違うのがわかると思う。

 

そして整備士による工夫が、電動シフトをはじめ油圧シフトでも解消される。これは良い事だ。なぜなら誰が組んでもほぼ同じ性能になるからだ。

そして私たちショップが電動シフトや油圧ケーブルに対して求められているのは整備力よりも知識や知恵の方。

今シクロで流行っているロードコンポ×MTBブレーキとか、Di2バッテリーやシフターの不良品の確率は何%くらいかとか、輪行や保管の際に気をつけなくちゃいけないこととか、ショップに求められているのはそういうノウハウの方だ。

 

ちなみに中国チームではほぼ全員が油圧のディスクブレーキ。エースだけワイヤードのリムブレーキ

機材の選択基準を日記で書けるかは難しいけど、お店でなら隠さず話せると思う。

 

 

中国に行く前にオードビーにオーダーしておいたサングラスを、この機に送ってもらった。

やっぱり新しい機材はモチベーションがぐーんと上がるな。

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実は今まで使っていたサングラスのフレームを不手際で壊してしまった。

不手際というか知らない間に折れてたんだけど、モデルが古くてフレームが手に入らないときた。

よりによって一番新しいフレームを壊した…。

 

私のサングラスはメガネも兼ねているので、全部セットで買うと高額になってしまうため、あまりポンポン買えない。

あるいはファッションで変えたりもしないから、これ以上壊さずに使いたいところだ。

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黄色いサングラスは調光レンズでゴールドミラーを強めにかけたもの。ほとんどクリアレンズであり、雨天やトンネルが多いレースではこちらを使う。

青いレンズの方はかなり暗めの設定で、青色ミラーもかなり強めに。お蔵入りしていた黒いフレームに移して運転用。

10年以上前に勝った最初期のレイダーだが、保管しておいてよかった。

一時帰国。

サイクルフリーダムレーシングのチームミーティング。

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今年は以下21名で戦います。(年齢順)

【E1】

谷脇 正一(46)

佐藤 秀和(43)

岩佐昭一(32)

阿部 直幸(29)

佐野 勇人(28)

醍醐 貴徳(26)☆主将

小野 琢万(25)

西石垣 誠友(24)


【E2】

家崎 隆(39)

斎藤 全弘(37)

蒲山 裕起(29)

東 勝哉(24)

佐々木 友輔(22)

宮本 一輝(19)


【E3】

武田 博司(45)

金久保 諒三(30)

赤峰 宏典(26)

金井 優(21)

波田野 達(20)

渡辺 凪(17)

酒井 凛(16)☆NEW


ショップとして目指している『裾野は広く、頂点は高く』のコンセプト....
フリーダムの頂点を伸ばしてくれるメンバーです。

ポケモンGO・トゲキッスフル強化、チーム変更とラティアス復刻。

トゲキッスをフル強化した。 

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第4世代のリストの中でも際立つ存在であり、ふしぎなアメを使用しない場合は伝説のポケモンよりも育成難易度の高い。

正直に言って無課金勢である私がトゲキッスを育成出来るとは1ミリたりとも思っていなかった。

これは第2世代の時から感じていたこと。なぜならトゲチックの図鑑を埋めることすらかなりの時間を要したのだから。

 

 

トゲピーは長らく2km卵勢だった。

2km卵のうち、トゲピーである確率は5%のため、全体の確率では1%でしか手に入らない。

しかも2km卵は孵化時に5~8個しかアメが手に入らないため、育成用のアメを確保するだけでも70匹近く孵化させなければいけない。

無課金勢にとってもっとも貴重なアイテムは実は孵化装置なので、孵化でしか手に入らないトゲキッスは絶望の象徴だった。

  

風向きが変わったのは7km卵の追加。

7km卵は他の卵と違って確定で入手できる。しかもトゲピー率は15%あり、孵化時のアメ期待値も約20個。ハイパーボックスの追加と合わせて、低確率の運に頼るしかなかったトゲキッスに入手のメドが立った瞬間だった。

あとは貯蓄していたすべての孵化装置を7km卵に費やし、フレンド交換で個体値ロンダリングし、ついに私のライザップはフル強化に至った。

 

 

先のボヤキ日記でも書いたとおり、これからはパルキアがマスターリーグのトップメタの一角になるだろう。

超高種族値、優秀な複合タイプ、りゅうのいぶき持ち、補助技であるタイプ一致のドロポンもマスターリーグで刺さりやすい。カイオーガゴリ押し戦法を機能停止に追い込めるのは強い。

  

直接的にパルキアに打ち勝てるのは、おそらくカイリューラティオスディアルガメタグロストゲキッス(※サーナイト)だけだから、パルキアを軸とした時にはこの5種だけを考えておけばいい。 

ドラゴンタイプは基本的に鋼タイプであっさり止まり、鋼への対抗策は事実上地面タイプしかない。パルキアの対策も限定的だが、その対策の対策もまたかなり限定だ。

  

そして話は戻る。

このトゲキッス最大の強みは、パルキアをはじめとしたあらゆるドラゴン勢への直接の対策であるとともに、グラードンを主とした地面ポケモンらをスカせるのところにある。 

トゲキッスはドラゴンの直接的な対策であり、ドラゴン対策の鋼対策の地面対策も兼ねる。直接の対策と3つ先の対策が重複したので、メタの循環は一旦ここで止まる。 

まだ3匹しか選出できないpvpにおいて、マスターリーグでトゲキッスの枠が確保できるかどうかはまた別問題だが、少なくともピースのひとつとして用意しておきたかった。

パルキア終了時点でトゲキッスの育成が完了したのは流れが良かったといえる。

 

  

ついにチーム変更が実装された。

赤:青:黄は4:4:2と言われ、この時点で黄色から見たら敵が8割なのだが、私の活動エリアでは2割にも満たない。なぜならレイド待機では50人集まって3~5人しかしないのだから。

でも、これでもう文句は言えなくなったね。

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動向の源泉は黄色チームだ。

レイドで捕獲ができないッ!って人ほどチーム変更をしたいと思うのが自然な発想だと思う。

まずは真っ先に黄色が赤青に移るだろう。その間赤青は静観し、バランスが崩れた時点でどちらかに傾倒していくんじゃないかな? 

 

チーム選択のポイントは3つ。①レイド時の捕獲率、②レイド時のふしぎなアメ取得数、③ポケコイン活動

 

①基礎捕獲率2%の伝説ポケモンの捕獲率だけど、

黄色で平均ボール取得数7個の人が捕獲率65%だった場合、おそらく赤青に移るだけで捕獲率は100%に近くできる。

あるいはその逆で、赤青チームで捕獲率が80%の人は、黄色に来ると捕獲率が50%を切る。

 

②レイドバトル時の報酬におけるふしぎなアメの取得期待数は、

ボール平均取得数が11個の場合はふしぎなアメの期待取得数が3.2個。7個の場合はら2.9個となる。黄色チームは赤青チームに対して、レイド1回につきアメが0.3個ずつ少なくなっていくと暗記していい。

私は現在の伝説レイド回数が703回だから、今まで210個損をしていると考えられる。

 

③ポケコインの確保においては、崩せるジムの数よりも、崩したあとに6匹埋まるまでのスピードの方が大事だ。

黄色チームに対しては、ジムバトルがたくさん出来ていいねと皮肉めいて言われるが、現実は本当にただジムを崩すだけで終わってしまっている。

ジム5つ崩して計7コイン...みたいなのがザラなのだ。 

あとは最近の手法としては、レイド前のジム争奪戦においつ黄色ジム化出来た時、キャタピーやポッポを置かれて枠を埋められてしまい、再陥落することが増えてきた。

あまりに露骨な複垢戦法でイラっとくることはあるけど、複垢じゃない黄色は現時点ですでにかなり少ない。

 

いずれにしても黄色に移ってくる合理的な理由は無い。

ジムバトルを求めて黄色化しようと思う人は、ジムバトル以外をすべて放棄する覚悟で来て欲しい。

歓迎する。

 

 

ラティアスの復刻だけど、これは持ってない人は是非頑張った方がいい。

というのもハイパーリーグにおけるラティアスはかなり凶悪で、対策を怠れば1匹に壊滅させられるレベルの力を持っている。 

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現時点の私のハイパーリーグの戦績は92勝6敗だけど、このうちの4敗はラティアスが入っていた。

とくにバトル数2万超+捕獲数10超えの人達がラティアスを採用している確率はかなり高い。

カメックスが強い環境の中で、カミナリ持ったドラゴンって時点で有用なのと、実際にラティアスの技解放ができるリソースがあるかどうかが分かれ目。

 

 

私はラティオスラティアスpvpが実装される前に育ててしまったからマスターで使っているが、ことラティアスの主戦場はハイパーリーグ。

育成コストは低いため、少しでも頑張っておいた方がいい。

自転車・スペシャショップ雑談。

現在私が身を寄せているのは、東京で言えば渋谷や原宿にあたるような、上海中心部やや西側にあるスペシャライズドショップ。

上海には中心部に4つのスペシャライズドのコンセプトストアがあり(資本は全て別)、ここはその中でもっとも売上の高い筆頭ショップ。

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外見や内見はそれほど日本とは変わらない。

売ってるものが同じなので、魅せ方も似通るのは当然だ。

 

 

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「こないだサガンが来たアルよ」ってさらっと。だからお店のサガンモデルにみんなサインして貰ったんだーって。

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「ほら、見てよ!サガンモデルの新型ヴェンジにサガンのサインあるアルよ」

超プレミアじゃないですか!じゃあ私もそれひとつ買います〜♪

 

ここのスペシャショップのスタッフ2人は、もともとスペシャライズドチャイナから来たんだそう。

日本のショップでも、もと代理店勤務の人が転職してくるケースが少なくないけど、コンセプト化が進みつつある業界としてはなにかひとつの専門家がスタッフになってくれることは心強い。

いままでは、例えばシマノもカンパもマビックもジップもコリマもイーストンも、新旧全部が出来なくちゃいけなかったものが、スペシャ専門店になればとりあえずロバールを覚えるだけで済むものね。

勉強量が少ない分、メカニックしてはそっちの方がはるかに楽だ。

 

スタッフの1人は英語がよく出来たので色々聞けた。新宿スペシャにも行ったことあるらしく、綺麗でワイドでビックリしたよーって。

私も遠くない将来で大型のスペシャコンセプストストアを作ろうと思ってるから、話が盛り上がって良かった。

 

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フィッティングに関して少し。

 

上の写真は、奥がスペシャのリトゥール(旧BGフィット)、手前がシマノダイナミクスラボ。

どちらも日本の価格で200万円前後する高額フィッティングマシン。

フリーダムではスペシャを扱ってないから、リトゥールに関しては私も自腹で他店にフィッティングしてもらったことがある。

 

 

フリーダムにはこの手のフィッティングマシンは今は置いてない。

現在のフリーダムのフィッティング方法は、客「店長、ちょっと走り方見てください」って言われたら、店長「あ、そしたら駐車場でいいので少し走ってみてください」ってチョロッと走ってもらって、2〜5分喋っておしまい。そこでお金は取ってない。

 

すごく雑にやってるように見えるかもしれないけど、実はこういった高額マシンを使って2〜3万円払って2〜3時間かけてフィッティングをした時に出てくる答えと、ほとんど変わらないと思う。

お客さん達は、長い時間と高いお金をかけてフィッティングしてもらったわけだから、さぞ自分は速くなった!上手になった!とい思い込むし、満足度も高いかもしれないけど、言ってしまえば要所をピンポイントで突き刺せば2〜3分で済むものを2時間も3時間も間延びさせてるだけにすぎない。

だってハンドルやステム変えてる時間にお金を払う価値は無いでしょ?

 

これはここのスペシャの人達も同じ事を言っていた。正直に言えば日本のショップスタッフも同じだろう。

「見ればすぐわかるよ。でもそれじゃお金にならないから。」

私と違うのは、それをブログでぶっちゃけてしまわないところだ。

 

 

フィッティングビジネスは今すごく儲かる。

日本はもちろん、チャイナでも自転車界の景気はそれほど良くないという。というのも通販の方が圧倒的に便利で、売上を喰われているからだ。

儲かっているのは、フレーム、ホイール、ワフーとパワーメーター、フィッティングの4部門だけであり、他のセクションは赤字だそう。

日本も同じだ。

 

これだけのショップにもかかわらずタイヤの在庫はほとんど無かった。タイヤというのは、自分好みのタイヤが決まって買うものが定着してしまうと、次第に通販で買うようになるからだ。

ウェア、シューズ、ヘルメットは全部辞めたいという。

フリーダムとまったく同じなのは、ただ合理的に考えるだけで自然とそうなってしまうからだ。

お客さんからみたら数百〜数千円の値引額も、店からみたら数千〜数万円の売上減になる。

だから失った数万円を補填する方法として、数万円のフィッティングビジネスが生まれたのだ。

 

 

ここまでは高額フィッターの悪い印象ばかりだが、良いところもある。

それは、店側の勉強時間が飛躍的に短くなることだ。

 

いままでは海外の論文(もちろん日本語じゃない)を熟読しなければいけなかった。

読むだけでなく、探し出し、理解し、走り方に落とし込み、最終的にはお客さんが理解しやすいような説明が出来るようにならなけらばいけない。

プロがプロを使って作った理論をアマチュアユーザーに当てはめる、そのためにために私たちスタッフがいる。

でもそのためには膨大な勉強時間が必要だからやらない店も多く、「〇〇さんみたいなベテランはもう走り方が出来てるから必要ないですよー」って誤魔化して逃げる。

だからいつまでたっても『ステム90cm理論』から抜け出せない。

 

でも本当は違う。

時代が変わって機材が変われば、走り方も変わっていく。最終的に地面を走ってくれるのは機材なのだから、機材に合わせて人間が変わらないといけない。

私がよく言うのは、「その辺のメタボのオジさんだってボーラ履けば40km/h出ちゃうんだから、40km/hで走る時のセオリーは理解しておかなくちゃいけない。それを怠るからボーラ履いて35km/hしか出ないんだよ」って。

機材の速さはサイクリングの楽さに繋がっているのに、店も客も走り方は関係ないって目を背けてシャットアウトしちゃうんだ。なのにヴェンジにロバール買う(売る)わけでしょ?

 

 

話を戻すけれど、本来なら最新の走り方を自分で勉強しなくちゃいけなかった大部分が、リトゥールやバイオラボを使うことで、メーカーが勝手に指示してくれるようになる。

能動的だったものが受動的になるというのが、どれほど楽な事か。

機械が随時、最新理論を更新してくれて、機械の通りに作業していれば及第点だなんて、自分が今やっているインプット作業からすれば無いに等しい努力だ。

 

私が高額フィッターをやらないのは、2〜3分で出来ることに2万も3万も取ろうと思わないから。

それってアコギな事だと感じて、すごく気にくわない。

大事なことだから2回言う。アレは気にくわないんだ。

 

でも時代はそっちに進んでいくだろう。フリーダムもきっとそっちに舵を切ることになる。

「元はと言えばお客さんが通販で物を買って実店舗にお金を落とさなくなったのが悪いんだよ」「お店はモノを買ってくれた代わりに耳よりな情報をサービスしてたのに」「今はお客さんは通販にサービスしてもらってるんだから、お店はおいそれと情報を出せなくなった」「お金あげない情報ちょうだいじゃ話にならないでしょ」

たったそれだけの話だ。

嫌なら通販の消費税率を上げて実店舗の消費税率下げろ。それなら元に戻してやる。

いつまでもそうやってダダをこねていると、先にフリーダムが潰れてしまう。

 

フリーダムはおそらく日記やインプレで伸びた店だった。

メディアに宣伝広告をしてない以上は自分のホームページで好き勝手言ってきた。

提灯記事が蔓延する中で、私の本音はユーザーに小気味よかった。他店に営業妨害だと言われたこともあるが、ならば理論で対抗してみろと熱かった。どちらがユーザー目線なのか、だったら俺の勉強量を超えてみろと叫んできた。

 

でもそれもなかなか出来なくなってきた。ユーザーがお金を落とさなくなった以上は、こちらからポンポン情報を垂れ流せないからだ。

そして、わたしの「本音ぶっちゃけ日記」が無くなればフリーダム最大な武器が無くなる。

何の特徴もない小さな店、それでは困る。

 

春になるとフリーダムが再開する。

 

さぁ、転換期はすぐそこだ。

 

 

 

ポケモンGO・活動休止中のぼやき。

中国にはポケモンが配信されていないからお休み中。 

私がいない間にポケモン界では2つの大きなトピックがあった。 

1つはパルキア、もう1つがマンムーだ。

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まずパルキアだけど、コイツはヤバイ。

どのくらいヤバイかというとスペースゴジラくらいヤバイ。

  

パルキアpvpにおいてはその種族値の高さからマスターリーグ一択だろう。

インターネットでは1ゲージ技しかないから使えないとか言われているけど、あれだけの種族値と優秀な複合タイプを持っているわけだから、パルキアがりゅうのいぶきを連打しているだけで大抵の場合はゴリ押しできちゃうだろう。正直に言って、パルキアがいることでカイオーガが絶滅してしまう可能性すらあるくらいだ。

  

パルキアの弱点はフェアリーとドラゴンしかないわけだけど、そもそもマスターリーグにおいてフェアリーなんて出てきたことがないから、実質弱点はドラゴンだけ。 

そしてマスターで出てくるドラゴンのなかでパルキアが倒せないのはおそらくイブクロのカイリューかラティだけだろうから、この2匹にピンポイントで対策を打っておけばいい。

パルキアの強さの本質は、後続への絞り方が強烈に狭いところにある。

 

 

そしてフェアリーとドラゴンの両方に強いのがヒードラン

私はまだふしぎなアメが足りないのでハイパーリーグまでしか育ててないが、仮想相手が多いのはマスターリーグ。

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ヒードランはそのままメタグロス対策にもなれるから、パルドランという組み合わせはマスターリーグにおけるトップメタのひとつとなるだろう。

 

パルドランの戦略はこうだ。 

まずは初手パルキア。弱点が少なく、真っ向から打ち勝てるのはラティオスカイリューしかいない。他はりゅうのいぶきを連打してるだけで勝手に致命傷になるか、すくなくとも相打ちレベルに持ち込めるだろう。 

だから多少シールド消費が先行しながらであっても、りゅうのいぶきを連打していれば2匹目が出てきた瞬間にりゅうせぐんかドロポンを打てる。これは相手にシールドを強要できるし、もちろんシールド使わなければほぼ即死だろう。

  

初手パルに対して相手がすぐに誰かに交代すれば、きっと高い確率でヒードランが相手できる。 

左手でりゅうのいぶきを連打しつつ、右手にはヒードランを構えておく。あとはメタグロス地震だけ注意しておけばゲージを抱えたまま相手の3匹目のポケモンを待つことができるはずだ。

 

パルドランの3匹目。

パルキアが真っ向から戦えないのが、ラティカイリュー、そして同じパルキアと、対となるディアルガ。 

ディアルガpvpでもトップメタの一角になるのは間違いない。 

パルドランとディアルガ対策にはグラードンが必須だろうから、ラティ、カイリューグラードンに強くて、かつ複数ゲージ技で相手のシールドを剥がせるポケモン...今のところはラティオスが筆頭候補じゃないかな?

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ラティオスソーラービームはグラカイにもきっちり刺さるし、シールド無しで耐えられるポケモンはルギアくらいしかいない。でもルギアはラティオスのイブクロにシールド無しで耐えられないのがすでに分かっている。

そしてそもそも、カイリューラティオスもルギアも全てヒードランでいいのだ。

 

初手パルキアからヒードランにつなげつつ、可能なら2匹のゲージを温存しながらラティオスでシールドを剥がしていく。そして相手のシールドがなくなった状態で再度パルキアを出してりゅうせいぐんを撃つのを目指す。 

だいぶ育成コストが高いパーティーだけど、もとよりマスターリーグはそういう場所だ。 

想像するにすごく楽しみだけど、惜しむらくは私が今中国にいることだね。

 

 

そしてマンムー。 

コミュニティデイにおけるマンムーの特別な技はげんしのちからだけど、第一感、必要ない。

 

cp3300もあるマンムースーパーリーグで使うのは非現実的だから、使うならハイパーリーグかマスターリーグになるけど、マスターリーグでの運用はたぶん難しい。 

というのもマスターリーグにはカイオーガがいるからだ。マスターリーグではカイオーガたきのぼりに抜群をとられてしまうという時点ですでに相当選びにくい。

  

また、高種族値のドラゴン相手にノーマルポケモンが氷技で対抗するには種族値が足りなくていけない。 

pvpにおける最高技であるりゅうのいぶきを、伝説ドラゴンから等倍以下で受けることは絶対にあってはならない。 

ドラゴンやグラカイが当たり前のマスターリーグでは炎ポケモンの運用がとても難しいから、炎技を持つにしてもサブウェポンがせいぜい。だからげんしのちからが刺さるシチュエーションはまず無いだろう。

 

となるとマンムーに期待できるのはハイパーリーグ 。

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育成コスト的にトップメタとは言い難いギラティナだが、コイツの対策は必須。

そして蔓延しつつあるとはいってもまだまだ少ないアローラベトベトンだが、今後増えていくであろうこの両方を相手できるマンムーは、ハイパーリーグの構成メンツとしては是非用意したい。 

技構成はどろかけ/じならしゆきなだれが8割だろう。岩技は不要だ。

  

だれもがこおりのつぶてやマッドショットだったらと嘆くだろうし、そこがマンムーのかゆいところだ。