てんちょブログ。

サイクルフリーダムの裏ブログ。

ビアンキ・ピサ

ママチャリを新調した。

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ビアンキ・ピサ(2007)→ビアンキ・ピサ(2017)

 

自分の私物の中でも指折りに古い持ち物であるママチャリの新調は感慨深いもので、旧車もこれで終わりかと思うとなんだか泣けてくる。

今まで乗っていたピサより古い持ち物は、あとは財布(13年)とティッシュケース(16年)しかない、たぶん。ちっちゃいころに買ってもらったテディベアを大人になってボロボロになっても大事にしている...そんな感覚がピサにはあった。 

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まさお(16)としずえ(2)

  

私が思うピサ最大の特徴が泥除け。パイプ型であることが多い泥除けの中で、ピサの泥除けは板状になっている。おしゃれポイントの一つ。

買い替えるときにジオスにしようとかラレーにしようとかいろいろ迷ったのだけど、結局ピザにしたのは、このシャレオツな泥除けが決め手だった。 

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この泥除け、2017年の新車は黒だった。「黒=目立たない」 「ピサの泥除け=アピールポイント」「泥除け目立たせたい=シルバー」という思考順路。

2007ピサのタイヤ20×1.5から2017ピサの20×1-1/8は直径が約3cm違うので、泥除けの本体は2007ピサからシルバーを移してステーは2017ピサを流用し、ニコイチした。若干形がいびつなのは...厳密にはモノが違うから。現物合わせで修正。

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真横から見ると平たい、一枚板の泥除けがおしゃれポイント。

 

2017年ピサはヘッドセットやステム、ハンドルが黒。2007ピサはシルバー。

黒い方がスポーティーかもしれないけど、ママチャリならシルバーが良いということで交換。 

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泥除け同様に「ヘッドもシルバーがいい」という一言によって大変な目にあう。 

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「10年もののママチャリからヘッドセットを外す」というのは結構な難題。そもそもフォークすらまともに外れねぇし。

ピサはフォークがクロモリなので錆びて膨張して外れない。ヘッドはシルバーの部分だけ流用して中身は新品と入れ替え。古いシルバーのヘッドセットはくすんで錆が浮いていたので磨きなおし。

2017年ピサについていた黒いヘッドセットはなんとなく古いピサにもどす。まぁ...捨てちゃう...んだけれども。

 

ブレーキレバーとシフターはBL-R770とSL-R770。ざっと7800系デュラエースのフラットバーロード用のもので約10年前のパーツ。現行だとティアグラまでグレードが下がってしまうし、仕上げやブレーキタッチの質はこちらの方が圧倒的に良い。

このレバーやシフターがシルバーであるためにハンドルとステムがシルバーになり、ステムがシルバーだからヘッドセットもシルバーになるという一連の流れ。

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クランクは7800系デュラエースに夢屋のチェーンリング。基本的にこのピサはお客さん達が置いていったパーツの集合体。長い年月をかけてデュラエース完成車になった。

インナーは6600系アルテグラ。いつか42Tの7800デュラのインナーチェーンリングが出てこないかなーって思っている。 

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フロントディレイラーはスーパーレコード。実はシマニョーロ。

フラットバーシフターでロードクランクを動かす場合、かなりグレードの低いフロントディレイラーを使わないといけない。カンパはFメカに引き白というものがないため、グレードを落とさずにフラットバーに出来る。

このFメカもお客さんが置いてったもの。たしかルック・566から586に乗せ換えたときにバンド式から直付け式になって、要らないって置いてったヤツ。 

ママチャリとしてはすごく豪華なデュラエースとスーパーレコードのシマニョーロ。 

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BBは、TNIのセラミックBBのゴールドのカップからダメになったベアリングを打ち出して、同じくダメになったセラミックスピードのBBを入れ替えて使っている。

レーシングチームの現メンバーの1人がダメにしたガリガリでゴリゴリなBB。腐ってもセラスピだが、腐ったセラスピより新品の安いBBの方が良い。 

 

リアメカはRD-7800GS。プーリーはKCNCのセラミックジョッキーホイール(ゴリゴリ)×2。 

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このロングゲージの78デュラは非常にレア。現在のロングゲージのように超ワイドレシオのギアに使用していたわけではなく、トリプル用として存在していたから。

トリプルは海外では比較的使われる頻度が高いようだが、日本ではまず見かけない。この78GSがポロッと手に入ったところから、ピサのカスタムは始まった。

 

Vブレーキは2011年ころのデオーレ。1個しかないのでフロントに。リアはアセラ。 

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かごは新調した。BASILというメーカーの木のかご。 

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金属の網カゴが好きじゃなくて木かごにしている。 木の方が優しい印象を受ける。

昔のピサについていたBASILは底面まで木だったから何か所か割れてしまっていたけど、新しいのは底面が網。時代の流れ的に仕方ないのだろうし、強度的には金属の方が高い。

新しいピサはキャリアが付属してきたが、そのキャリアの幅がすごく狭い。木カゴつけるのに金属板一枚かまさないといけないだろうなと思っていたが、手間が省けた。 

 

スタンドは700クロスバイク用のもの使用し、カットしてある。

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センタースタンドが嫌いなのと、チェレステカラーのスタンドが良かったから。ミニベロに片足スタンドはすごく不安定になるから向かないのだけど、チェレステがよかったの!

 

2007ピサと2017年ピサの最大の違いの1つが、ボトルケージがつけられるようになったころ。ママチャリとはいえあれば何かと便利。

何年か前からドロップハンドルなピサが発売されて、車輪の規格や全体的な色使いと合わせてスポーツサイクル化したためにボトルケージがつけられるようになったんだね。 

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ボトルケージはタックスのディーバ。

ディーバにはチェレステカラーのものもあるのだけど、ピサがチェレステ×グレーなので、ボトルケージはグレーを選んでビスをチェレステにした。

「ビスをチェレステにしたい」「チェレステのビスを目立たせたいならチェレステのボトルケージは使えない」 という2点により少しひねったのだが、単純にチェレステのケージでもよかったかもしれない。

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サドルはサンマルコのロールス。グリップはもとより2017ピサについてきたものをそのまま移す予定だったが、そのグリップがチェレステ一色だったのと、デザイン的にフレームから白い要素が抜けたのとで、サドルはチェレステ一色のものにしようとは決めていた。

ロールスのチェレステが無ければ、テキトーな”チェレステっぽいカラーのママチャリサドル”にしようかと思っていたけど、ロールスが選べるならそれに越したことない。

 

ピサの組み立て...フレーム交換に4hかかった。作業時間4時間というのはガチンコTTバイクの796に匹敵する作業量。自転車屋に頼んだら高そうだ。

普通のママチャリは通常、カゴつけてステムくっつけてオシマイの、いわゆる9部組みの状態でデリバリーされるのだが、完全にバラバラの状態からまるっと一式組み立てるとかなりの作業量になる。

ピサのビス本数を数えてみたら64本だった。通常のロードバイクが約20本のビスで組み付いていると考えると、約3倍。多少OHしながらのほぼ2台平行作業であり、ナット締めのビスも少なくないから、たしかに4時間かかってもおかしくはない...か。 

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ロードバイクでは滅多に使わないスパナも、ママチャリだとがっつり使用する。特に首折れラチェットのコンビネーションレンチがあるのとないのでは、作業スピードにかなりの差が出る。

半分趣味で揃えたスパナも、なんだかんだで持ってないといけない工具か...。

 

 

洗って完成。 

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「ママチャリならシルバーがいい」という一言によって莫大な労力を支払ったけれど、やり終わってしまえば清々しい。

これからヨロシク!