てんちょブログ。

サイクルフリーダムの裏ブログ。

7月3日(月)、雑談。

朝練。

昨日と打って変わって調子がいい。

レースでも、木金と仕事で体がだるくなった後に土曜日はたいていダメ。そして土曜にレースした後の日曜のレースはたいてい調子がいい。

だから昨日だるい中お店の朝練走った後の今日の朝練が調子いいのは自然な流れ。

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区役所に言っていた奥さんと一緒に外食。店員さんから即「パパ似」と言われる。そのあと奥さんに羨ましがられるまでがテンプレ。

 

 

 

写真は、私が使っている工具のひとつ。

自転車整備では基本となるT型六角レンチでBETA tools の951QFシリーズ。

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951QFシリーズは何年も前に廃版になってしまったシリーズで、951シリーズの派生種。

951QFの方が少し重いので、早回しがしやすい分、若干疲れやすい。とはいえ私は男だし、握力が特筆して低いわけでもないため、951QFシリーズを愛用していた。

 

951QFが廃版品になってからというもの、4mmや5mmを中心に951シリーズに置き換わってきた。951QFシリーズで生き残っていたのは3mmと6mmの2サイズ。3mmはボルトの太さ的に工具が消耗するほどのトルクで締め付けることが少ないのと、6mmは単純にT型レンチの使用頻度が低いからだろう。

しかしとうとう、生き残っていた3mmが消耗し、951シリーズに置き換わる時期を迎えた。

 

フリーダム...もとい私の工具を手配してくれているのが、千葉県我孫子市にある原工具店。サポートではないがフリーダムの胸のロゴの1つになっていて、私が学生だった頃からお世話になっている。

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とはいえ951QFシリーズは1本4,000〜5,000円とかなり高額なレンチであり、学生の身分で一式揃える事は...少なくとも私は出来なかった。

4mmと5mmだけは951QFシリーズをかなり頑張って購入したのだが、3mm以下と6mm以上は安いL型レンチセットを使っていた。

951QFシリーズを一式セットで揃えられたのはフリーダムを始めてからのことであり、とても嬉しかった。 

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基本となるT型六角レンチはBETA tools。

自分が愛用している工具でない限り整備力は落ちる。あるいは仕上がりは変わらないかもしれないが整備スピードは確実に落ちる。

自分の愛用工具でない限り、整備したくないとさえ思う。

 

 

少し寂しい話であるが、工具業界はすでに通販に駆逐されてしまっていて、店頭販売を行なう個人経営店はほとんど無くなってしまった。ユーザーが通販でポチるようになった結果、家賃を維持できる利益率で売れなくなっちゃったんだね。

アストロプロダクツやファクトリーギア、ワールドインポートツールズなどは、自転車業界でいえばセオサイクルやワイズロード、シルベストに当たるようなショップであり、原工具はサイクルフリーダムのような小規模単独の個人経営店だ。

原工具店は一応まだお店があるのだけど、よほど身近な顧客にしか対面販売を対応していなくて、通販専門店に移行してしまった。

 

原工具店は、ちょうどフリーダムくらいの店舗面積にガラスケースが全面に配置してあり、そこに贅沢なスペースをもって飾ってある。

ファクトリーギアやワールドインポートツールズなどの所狭しと工具が並んでいるのもまた良いけれど、ガラスケースの中に堂々と鎮座している原工具は超絶にカッコよかった。

カッコいいガラスケースの中に、高級工具がビシッ!っと飾ってある様は、男の子にとってあこがれの工具屋さんだった。

 

 

今回消耗した3mmの951QFのほかにもうひとつ、固着したネジにトルク負けしてねじ曲がってしまった細いトルクスレンチが欲しかったのだが、ひょんなことから近くのロイヤルホームセンターにBETAの工具が置いてあるという噂を耳にした。

正直言って、BETAはホームセンターに置かれるレベル(≒金額)の工具ではないため半信半疑だった。自転車でいえばスーパーレコードEPSがママチャリ量販店に置いてるような感じだろうか。

ベータは手配に1~2か月くらいかかるため、具体的に欲しい工具が店頭在庫にあるならばと、ホームセンターに赴いた。そこには確かにBETAがあった。

お目当ての工具も在庫していたため、ガラスケースから取り出してもらったのだが、一目......なんだかちょっと違う。

ベータ951は鏡面仕上げの工具なはずなのに、ホームセンターに置いてあった951(?)は梨地仕上げだった。工具の先っぽの焼き入れの仕方も違う。

仮にその辺にポンと置かれてる状態で951かどうか尋ねられたら、違うよって即答したレベルの違和感だった。

 

その場でググったが、BETA toolsには日本語サイトが無いためよくわからない。

最終的に、大規模なホームセンターが偽物など売っているとは考えられない、私が知らない間にマイナーチェンジしたのかもしれない、いつもはただの新聞紙にくるまれただけの状態で渡されるベータがオシャレな台紙に括りつけられていたのも時代の流れなのかなとか思い、半疑になりながらも購入した。

しかし店に帰ってパッケージを開けてみると、軸はガタガタだし、ソケットからはスライドどころかポロッと抜けちゃうしで、とてもじゃないけど使えない。別にホームセンターで買ったものを偽物だと言い張る気はないが、少なくとも本物であっても使用することは出来ないレベルだったので、結局のところ返品となった。

返品は出来た。

なぜ返品になったのかを説明するために、自分が持っている951や951QFを何本か持って行ったが、レジのおばちゃんにそこまでは問われなかった。

 

 

結局、いつも原工具店に手配してもらっていたのにもかかわらず、家から近いというだけの理由でロイヤルホームセンターに行き、ヘンテコな工具を返品するためにもういちど往復することになった。

その2往復には何の収穫もなくて、ただただホームセンターを2往復しただけ。ずいぶんな時間を無駄にした気になったし、原工具店を裏切ってしまったかのような後ろめたさを感じる結果となった。

 

 返品して帰ってきた後、罪滅ぼしをするかのようにすぐに原工具店に電話をして、951-3とT97X-T10を手配してもらった。BETAの手配には1か月半くらいかかるのだが、二つ返事でOKした。

久しぶりに聞いた原工具のおじいちゃんの声は懐かしく、いつもと変わらない口調で応対してくれた。そして私は数時間前の自分の選択を恥ずかしく思う。

自分の大事にしているものは、自分が大事に想っている人から買う。そんなのは30歳にもなって気付くことではなく、20歳のうちに知ってるべき話なのに。 

 

 

夜練から帰ってきてからの詩織。

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しぃ...。かわいく寝ないところがかわいい。

変にかわいくしようと思うと返ってかわいくならないゆるキャラの法則。