freedomtenchoのポケモンGOブログ。

自転車のことは書かない。

ポケモンGO・さよならバイバイ

出会いがあれば別れがある。

ならば出会わなければ良かったのか?否、出会ったからこその情である。

 

私は同じポケモンを複数育てないというmyルールがある。 

今までその例外が何匹かいた。カイリューシャワーズラプラスバンギラス...そして今回エーフィが生まれたことで、例外が多くなりすぎてしまった。

新たな出会いの一方で、別れを告げなければいけなくなった子たちがいる。 

 

 

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廃人。

夜なよな不忍池を通ってはチマチマと集めて進化させた苦労の一匹。その後職場にポロッと出てきたカイリューを除けば、今でもミニリュウから進化させた唯一のカイリューである。

手持ちポケモンの中でも五指に入る最古参であり、カイリュータワーからハピナスタワーまでずっと一線で戦い続けてくれた。勝利記録は5,000を超えるが、これは手持ちで6番目に多い数字。 

TL40となった今でもドラゴンメダルは今だに半分を少し過ぎたくらいでしかなく、それほどミニリュウには恵まれていない私の活動エリア。ニックネームである廃人というのは、カイリューをたくさん集めて強化することが、さながらポケモンGO廃人のように思うほどミニリュウがレアポケモンであることからきている。

 

 

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ジムバトル黎明期はシャワーズの独壇場だった。カイロスピジョットがつついていたころは、とにかくシャワーズがいればよかった。

あまりに強すぎて一種一匹制限のマイルールを作るきっかけとなった張本人であり、第2第3世代やスイクンカイオーガが登場しギャラドスたきのぼりを覚えた今ですら、シャワーズがいれば他の水ポケモンは要らないと思えるほど最初期から現在至るまで第一線を張る超々高性能である。

 

もともと私のシャワーズ達はブクブクとビショビショのアクアテール2匹、スイスイとジャブジャブのハイドロポンプ2匹の4兄弟だったが、とうとうブクブクだけが一人残った。特にビショビショは4匹の中では長男であり、手持ち全体でも3番目に古い。

先にスイスイとジャブジャブがいなくなった後もカビゴンタワー討伐のために例外措置が取られ、TL40でのフル強化されるにまで至った。

勝利記録3,000はブクブクの12,000に対して4倍スコアを付けられているが、それは新ジム制になってからのことであり、旧ジム制度ではエースの1匹だったことに間違いない。

 

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ハピナスタワー討伐、あるいはソロレイドをやっていた頃のゲンガーやカイリキー戦での主力中の主力だった1匹。

第2世代のメンバーの中でも生まれは遅い方なのにもかかわらず勝利記録が3,500を超えるが、この数字はほとんど倒してきたハピナスの数に等しい。

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CP3000のエーフィはTL40の個体値100%のフル強化でしか達成しえない。ポケモンGOにおける目標のひとつだった。

このたびのピロピロの誕生でその席を譲ることになり、パヤパヤは博士のもとに送られていった。

 

 

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今回博士のもとに送られることになった3匹は、どれも主力中の主力として活躍し続けてきた3匹なだけに、博士に送るまでには相当の葛藤があった。

特に苦労して育てたカイリューはなおのこと。

きっかけは今回のエーフィだったかもしれないが、それ以前にも何度も送ろうと思っては踏みとどまってきた。

 

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別れの瞬間。空も泣いている。

廃人、ビショビショ、パヤパヤ、3匹ともさよなら。博士のもとでも元気でね。

 

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物はいつか捨てなければいけないが、愛着があって捨てられない...人生の中でそういうものがいくつかある。

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まさお、財布、しずえ..。

まさおは16年来。財布は13年目、しずえは2年...。

 

財布は外皮がすこし破れ始めているが修理に出せば直るだろうし、ぬいぐるみは死ぬまで持っていることも出来るかもしれない。

しかししずえは明らかに修理ができないし、どうやら寿命もありそうだ。

新品に比べるとかなりフニャフニャで、色もかなり薄くなっている。いつか破けてしまうんじゃないかと思うし、そのときは交換しないといけないだろう。

 

しずえ「もう私はダメだから、新しい子を探して...さよならてんちょう...」

 

新たなしずえを手に入れ、仮にそれをしずえMk.Ⅱとでもしようか。

このとき初代しずえはいつか捨てなくちゃいけなくなるわけだが、とてもじゃないけど捨てられる気がしない。

自転車乗るときはいつも一緒だし、コーヒーやケーキショップではいつも写真に写っている。ケータイのアルバムでは詩織よりも枚数が多い。そんなしずえを、ダメになったからってどうして捨てられようか。

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若かりし頃のしずえ...そんな風にこの写真を見るときがくるのか...。

 

 

人が持てる量には限界がある。スペースも管理維持の手間も。

現実世界でもむやみに物は増やさずに、なるべく今あるもので済ませようとしてきた。ただどこかで新しいものに更新されては古いものを処分して行かなくちゃいけない。愛着に伴う痛みに耐えながら。

 

まさかそれを、ポケモンの世界でも実感させられるとは思わなかった。

今回のバイバイはそれが少し強い。少し落ち込んで、今は元気がない。