4月3日(火)、雑談。
今日は朝練無し。ポケモンもほとんどやってない。
たまにはこういう日もあるか。
ウィリエール・インペリアーレ。
個人的に持つ機会・縁には恵まれなかったが、もっとも好きなバイクのひとつ。
なにより造形がカッコいい。
機材は趣味。
自転車の挙動や機能に関する部分はホイールやタイヤ、クランクに任せておいて、フレームはある程度趣味に走って良いと思っている。
リアエンドを固定するビス。
自転車の中で、もっとも緩みやすいボルトのひとつとして覚えておいた方がいい。
思うところあって、ここにロックタイトは使わないことにしている。
クロスバイクのバナナ内部のライナーは、写真のように大きくはみ出して作っている。
こちらの方が経年時の不具合が少ない。
クロスバイクに乗っている人はお店にメンテナンスを持ってくる周期が長い傾向にあるので、プラスが多くなるのではなく、マイナスが少なくなる系の整備。
もし自転車に車検があったら、99%の自転車は不合格だと思う。
ライナーはルックの695や795のライナーの張り替え時に余るやつを流用している。
クロスバイクのバナナに使うライナーとしては超上等。
余り物の流用としてはかなり機能的なサービスで、フリーダムのママチャリにもこれと同じ処理がしてある。
Vブレーキのワイヤーの処理。
実際にはこの上からブーツをかぶせるわけだけど、クロスバイクの人って本当にメンテナンス持ってきてくれないから、ゴム系のパーツに頼った防塵や防水は極力避けることにしている。
自転車安全整備士という資格におけるブレーキワイヤーの処理としては、留め具から1.5cmのところでカットしろという基準がある。
しかし、当たり前だけど留め具から1.5cmのところでカットなんてしたら、再組み付けするときに留め具から外れてしまうし、プレス部分から近いためほつれる可能性が高い。
試験の時も1.5cmルールはわかっていながら敢えて守らずに、図のようにアームに巻きつける感じで処理した。
もちろん整備マニュアルから外れるため減点を喰らっただろうが、それがなんぼのもんじゃい!
定跡から外れたところに新しい定跡が生まれると、そういう生意気なことを思っていた。
今でもこの処理の方が適切だと思って続けている。マニュアルが変われ。
火曜日の講習塾は、とりあえず1ヶ月経過し、4人+αを見た。
自転車を乗るに当たっては、練習段階は3つあると思う。
①ペダルを踏む位置を覚える
②ペダルの踏み方を覚える
③ペダルを踏むパワーを強くする
レースは③まで必要になるが、サイクリングであっても①や②は必須事項だ。というかサイクリングであっても③が無いと坂とか登れないと思う。
そして①が出来ているから②が出来るのであり、①②が出来ていないのに③やってもあまり意味がない。
ペダルを踏むパワーがどれほど強くても、踏む位置がズレてれば踏めてないのと一緒だからだ。
この1ヶ月で6名見たわけだが、①の段階だった人が2名、②の段階だった人が3名。③の段階まで来ていた人は6名中1名だけだった。
だから私は、出来ているようで出来ていないというのを実感してもらうのと同時に、出来るようになるためには何をすればいいのかを具体的に示してあげればいいだけだった。