てんちょブログ。

サイクルフリーダムの裏ブログ。

中国に行くことになったいきさつ。

中国に行くことになったいきさつを少しだけ。

 

まず根元のコネクションだけど、もともと中国でプロチームを持っている人が、プライベートで日本で活動するときの拠点をフリーダムにしてくれていた。 

だから最初はそのチーム行く話から始まったのだけど、別途で新チームが立ち上がるということで、そちらに行くことになった。 

単純にその話だけで面白そうな件だった。

 

 

私個人だけでいえば、中国を経験するという事で終わるかもしれないが、フリーダムとしては、なるべくこの繋がりをビジネスに繋げていかなければいけない。

 

この時中国から見た日本のレース事情を見てみると、日本のチームが中国や東南アジアのレースに来ると、普通に強いのだそう。たしかにアイサンやキナンなどが東南アジア圏で戦うとけっこう勝ってくるものね。だから中国も日本のレースにかなり興味があるらしい。 

もし中国チームが日本でレースをするよつになった時にフリーダムを拠点にしてくれれば、これはビジネスになるだろう。むこうだって日本に来て洗車のひとつも出来ないのでは難しいだろうしね。

 

 

そして日本からみた中国。

 

中国のレースは、週末だけでなく平日も開催されている。この辺はかなりヨーロッパライクだ。小さいクリテリウムレースでの賞金は約20万円くらいだそうで、それを1チーム3~4人で分配してひとり頭5万。1週間に2~3回レースしたとして、賞金だけで十分暮らしていける収入になる。日本では考えられないような金額だけど、だから中国には賞金稼ぎチームがたくさんある。 

私が行くチームの母体はクロネコヤマトみたいな運送会社であり、私もそこからお金をもらうことになる。チームの維持費はスポンサーが持ち、選手は基本月給15万円の他に賞金で稼ぐのだそう。

 

ここだけ見ても日本よりずいぶん進んでいるのと同時に、話に出てくる金額が日本の10倍くらいデカい。日本はスポーツにあまりお金を出さない国柄だけど、逆に中国はスポーツで名声を売ることに熱心だから、その差だろうか。

 

 

そして日本から中国を通してヨーロッパを見た場合。

 

ヨーロッパのサテライトの若手も中国に出稼ぎに来る。金額が派手だからか、選手活動だけで生計が成り立つからか、そういう流れがある。そしてヨーロッパのプロチームも中国市場に目が向いていて、中国で名前を売るとヨーロッパのプロチームから声がかかり、一本釣りされて“卒業”していくのだそう。

 

日本からヨーロッパで活動しようとした時には、基本的にエカーズかユーラシアくらいしかなく、あとは自費で単身するしかない。しかし、例えば高校生くらいの子が日本からヨーロッパに直接行くとなると金銭的にも物理的にもかなり負担が大きく、成功例は多くはない。 

この時フリーダムが、中国を挟むルートをステップアップとして用意してあげれば、エカーズ以外の選択肢が生まれるのではないかと考えた。しかもエカーズは組織的に所属しなければいけないが、このルートは私個人を通せばいいだけであり、きっとエカーズに所属するよりも簡単だろう。

 

前述したとおりならば、今のヨーロッパの若手は中国で一定の活躍をできた有望株の集まりなわけだから、日本の選手が中国ルートで成功してヨーロッパに渡れた時には、“同じステージで同じ活躍をできた”という部分を共有できる。それはいきなりヨーロッパに挑戦するエカーズの子たちにはない自信を持てているはずだ。

 

日本の子たちを中国を挟んでヨーロッパに渡す、エカーズとは別ルートの構築。

これから海外挑戦しようとする子たちからお金を取ろうとは思わないから、これはビジネスとしてではなくある程度慈善的な活動になるだろう。

しかし夢破れて帰ってきたときに、ショップとして自転車の楽しみを再度教えてあげることくらいはできるだろう。

 

 

どれも聞いた話でしかないので、現時点ではどこまで本当の話なのかはわからない。それはこれから見てくる。

ただ、どの視点から見ても、コネクションを作っておくことにネガティブなことは無い。


2021年には千葉市にベロドロームが出来る。そうなれば海外からもチームが来るだろうし、なによりフリーダムは成田空港からも千葉北インターからもベロドロームからも近い。


今回は移転問題は“先送り”になったが、将来的にベロドロームの隣にショップと宿泊施設を兼ねた自社ビルを作るとしたら、それは壮大な青写真かもしれないね。