2月28日(木)、雑談。
今日は月末事務処理。
年末年始にあわただしく払った税金の領収書のどれが何の税金だかわからなくて困る。
別に税金の種類を全部把握する必要はないのだけど、自分がいったい何のお金を払っているのかわからないのは精神的に嫌。
パソコン作業と一連の電話対応を終えてローラーに乗っていたら、なつかしい顔がお店に来た。
「退寮しました、就職決まりました、整備お願いします」って。
こないだまで鹿屋体育大と一緒に合宿してたので、火山灰が積もってヤバいです、って。
学連の子のバイクは中国人の通勤自転車と同じくらい汚いのでアレだけど、私にそんな言い訳は通用しないのでとりあえず説教を喰らわす。
「使う事と手入れしないことは別。」
すこし整備スピードが速くなったかもしれない。そんな気がした。
トラブルシューティングが正確でなかったり、無駄な動きをすればするほど全体の作業時間が長くなる。
基本的には作業時間が短ければ短いほど、整備ミスも少ないし上手だと言える。
たとえばうなぎ屋さん。軒先でウナギ捌いてるおじいちゃん職人みたいなのが例なのだと思う。無駄な動きを徹底的に排除して、傍から見るとやけにあっさりとシンプルに作業しているように見えれば、それが道を極めている人なんだと考えている。
自転車に限らずどんな仕事であっても、締め切り期限無しにのんびり作業できることなんてないものね。
中国ではディスクブレーキと油圧システムばっかりだったのに、久しぶりに作業した筈のワイヤードまでスムーズだった気がする。なぜだろうか。
もともと自分の整備スピードが速い方なのはわかっているけど、以前より整備スピードが速い気がした。つまり以前よりすこし上手になった気がする。
理由はわからないが、これが気がするだけじゃなく、実際にちゃんと上手になっていたらうれしい。
フリーダムの整備台は回転式じゃない。
基本的な整備スピードは回転式の整備台のほうが大抵の場合で作業が速いんだけど、BBに力がかけられないのが欠点だ。
そこはやっぱり、新品ばっかり触るプロの環境と、そうでない一般ショップの違いなんじゃないかな?
1年で持って来いって言って2年以上持ってこない学生よろしく、BBが外れないことは珍しくない。
ネジきりBBなどは、組み付けるときは30Nmとか50Nmとかなのに、外すときは80Nmとか。パイプ繋げて万力使って...みたいな。
回転式の整備台では対応できないことは少なくないが、それでも回転式が欲しいと思うことが多い。