freedomtenchoのポケモンGOブログ。

自転車のことは書かない。

5月13日(土)、雑談。

朝9時半起床、時計を見て目を疑う。

朝5〜6時に起きた記憶はないし、寝不足というほど寝不足ではない。なぜだ!なぜ9時半まで私は起きなかったんだ。

 

外は土砂降り。この時間からローラー乗り始めても1時間もこげない。どうしたものかと考えつつ、どうにも出来ず布団でゴロゴロ。

 

少し早めにご飯を作ってもらい、少し早めにフリーダムにいく。暇なので開店前に少し丁寧に掃除をしようと思って。

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こないだ買って来たローズ(左)とマリー(右)を履いて掃除機をかける。これを履いて掃除機かけたかった。

 

 

本日雨につき、何台かの納車が明日になり、何台かの納車をする。

とはいっても1台目のお客さんではないからポンと渡すだけ。

明日納車で昨日手がつかなかったスコット・フォイルを1台組み立てたあと、久しぶりに796の整備をした。

 

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796も795同様、9100系デュラエースには組み替えず、9000系のままにしておく。

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私の796のブレーキは795エアロライトの中期型と同じシステム。最新ロットは最近型になってるかも。

ブレーキワイヤーがステム〜コラムチューブ内部を通るのは同じだが、実はレバーからブレーキまで1本のアウターワイヤーでつながっているわけではなく、上ベアリングを固定・調整するナットを境に2本に分かれている。特にナットからVブレーキのバナナまでの区間が非常に短いため、前ブレーキを空打ちさせないためにはかなりシビアに突き詰めないといけない。Vブレーキのバネレートでごまかそうとするとフォークとブレーキがツライチにならないため、796組み立てのハイライトの1つ。ちゃんと作ればまともに動くが、"ちゃんと"の誤差が非常に狭い。この辺は496や596にも通ずるところ...。

かなり平べったいステムの中にブレーキアウター2本とエレクトリックワイヤー4本が通る。またエレクトリックワイヤーは落車などでステアリングが切れた時などにダメージを受けないように保護処理をする必要がある。

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796は数あるTTバイクの中でも面倒な方だが、組んでしまえばかなりのスッキリバイク。

ぱっと見ではボルトすらまともに見えないから、出来上がった状態だけ見ると、各パーツがどう組みついてるかすらイメージ出来ないかもしれない。

 

イナーメのナカムラリュータローがいきなりバイクを壊し、いきなりバイクが変わり、いきなりリアのダイレクトマウントが必要になったので、私の796のブレーキキャリパー(BR9010)を譲った。GW後、私の796には同じBR9010のブレーキを再購入して付け直した。

それに伴い、せっかくなのでブレーキブロックを新調した。 

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左が使用済み、右が新品のブレーキブロック。

ブレーキの調整するときはカートリッジのトーイン調整をするわけだけど、しばらくすると先っぽだけ削れて来てブロックがリムと平行に当たってしまうようになる。

そうなると制動力が下がるからまたトーインを調整しなおすわけだけど、ブレーキカートリッジのトーイン調整幅には限界があるから、限界まで設定してなおトーインが付けられなくなったところでブレーキブロックは交換となる。

 

そのトーインだけれど...ここ最近のロードバイクは8割方トーインが付いていない。10年前くらいであればほぼ全てのロードバイクにはしっかりトーイン調整がされた状態で走っていたと記憶しているのだが、特にここ最近はリムと平行にポン付けしたロードバイクが激増している。

 

キャリパーブレーキにしろカンチブレーキVブレーキにしろ、挟み込み型のブレーキキャリパーはトーイン調整をしっかりやらないとまともな制動力やコントロール性が得られないわけだけど、ちゃんと調整してある自転車はものすごく少ない。

8割というのは決して大げさではなく、巷のロードバイクを眺めても、先の茂木エンデューロなどで見て回っても同じような印象を受けた。

 

別に時代的、機材的にトーインを付けなくてよくなったわけではなく、説明書にもちゃんとトーイン調整をしなさいと書いてあるのだが...。

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上の写真のような、リムと平行にブレーキブロックを配置すると、絶対的な制動力が下がったり、カックンブレーキになってコントロール性が落ちる。トーイン調整はブレーキ整備において、かなり基本的な項目のひとつ。

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トーインが何なのかは、各自でググる

 

世の中を走るほとんどのロードバイクDIYであるとは考えにくいから、つまりプロショップであってもポン付けにしていることになるけど、なんでだろう?

今フリーダムに展示されているヨネックスもトーイン調整はされていないけど、これはおそらくプロメカニックではなくヨネックスの営業さんたちがDIYで組んだであろうバイクだから、そういうのは自己責任として、プロが組んだバイクではないものに理由は問わない。制動力が低くなるのもコントロール性が悪くなるのも、別に私の自転車ではないから。

 

トーイン調整は基本的な項目であり、性能面としてもわりと重要な項目であるから、これを省くにはかなりはっきりとした理由がないと成り立たないと考える。

キャリパーの剛性があがったからトーイン調整が不要になったなんて理由は、まったく合理的、理論的な説明ではなく受け入れられないから、トーイン調整を省いてポン付けしているショップには、その省いた理由を尋ねてまわりたいところ。

 

 

18時にご飯を食べ損ねちゃったから、夜飯は奥さんと一緒にロサンゼルスに。

 

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ナントカのハンバーグと、スパゲティのナントカ。ご飯の名前って長くて覚えられない。

 

150minローラーこいで帰宅。