7月9日(日)、ニセコのレース
レースは一言。
みんな登り速すぎ。あんなに速く登れない。
朝5時起床、6時50分スタート。
スタートして、集団隊列の右側が妙に空いていたので、そのまま抜けて最先頭でパレードランを過ごす。
時間差スタートする後続を待つためか、ニュートラルカーが異常に遅い。ローリング中の落車は意外と多いので、すんなり先頭に上がれて本当によかった。
ローリングスタートが開けてから、ニュートラルカーのスリップが効いているうちにペースが上がる。
ニュートラルカーの真後ろにいる選手から順に伸びて行き、私はローリングが開けてから4番目に先頭に立ったが、調子が良くなく全然踏んでいけない。
photo by cyclewired
スタート前に左脚前太ももに力が入らないのは感じていたので、けしていい感触を持ってスタートしたわけではないが、思ってたよりさらに力が無く厳しいイメージが拭えない。
レースは35km地点から47km地点にかけて45分ほどの登りがある。序盤30kmでのアップダウンを経て、先頭集団はすでに50名弱。
沖縄の最初の普久川ダム超えた時のような感じ。
レース序盤のダウンヒルはMAX85km/h。本気出せば95km/hは行くような直線貴重の下り。ガーミンの地図を見てコーナーの切れ込み具合をチェックしながら下る。
ブレーキをかけなきゃ曲がれないコーナーだと知らずにオーバーランして草木に突っ込んでいく選手らを見ていると、ガーミンの地図はかなり有用だと思う。
エッジ1000や800はデカいし、練習中は地図はほとんど使わないけど、ダウンヒルではわりと真面目に使える。
頭の片隅に置いていたスプリントポイントの看板が見えて、ちょうど狙えそうな位置にいたので、下りの勢いを利用してスルスルと飛び出てみる。
何もしないでSPが獲れそうだったらラッキーだなーと思ってエアロポジションで流しながら巡行を続けていたが、後ろから目を三角にした3人がスプリントしてきて獲れなかった。
photo by cyclowired photo gallery
張り合わずに集団に戻ったが、今思えば獲っておいてもよかったかもしれない。なにも貰わず帰るよりはSP獲っても損はないかも。次から意識して狙ってみよう。
30kmが過ぎ、45分のヒルクライムが始まると中盤手前でわりとあっさりチギれる。
結局頂上KOMでは先頭6人、追走が12人、その後ろにパラパラしていて、私はさらにその後ろ。
なんというか、苦しみに耐えられないというか、苦しみたくないというか、弱い気持ちに打ち勝てなくて、かなりあっさり切れてしまった。
下り終わって前方が見えなかったところでグルペット確定。これから先はレースではない。
110km地点からは脱水症状だかハンガーノックだか熱中症だかが重なり役満状態。ラスト30kmから2時間半以上かかってゴールした。15個くらいのグルペットに抜かれたが、どれひとつとして乗っていけなかった。ちょっとした丘がすべてヒルクライムのように感じられ、自転車から降りないことだけで精いっぱいだった。
脱水症状から回復したのは、ラスト5km地点ほどでのこと。少しだけ景色を見る余裕を与えられ、のんびりサイクリングしながら帰った。
レースが終わって、ニセコのみるく工房でビュッフェ。
いろいろ飲み物が付いていたけど、水が何よりおいしい。ドリンク付いてる食べ放題で水飲んでると、なんだか少し損した気分。
私とサトウさんはトマトスパゲッティーとキノコスパゲッティー食べたけど、ハヤトのコレ(↑↑)はなんだろう。
ビュッフェのいいところはいろいろ選べるところ。悪いところは自分がなに食べてるのかわからないところ。
写真(↑↑)も、ナニカの葉っぱ...くらいにしかわからない。
15時昼飯→18時夜飯。
北海道名物ラーメンサラダ。ざるラーメンの胡麻汁をぶっかけた感じ。北海道ではこれがコンビニなどで売ってる。おいしいと思うのだけど、関東でも流行ってくれないかな。
料理が出てくると写真を撮る。フリーダムにもついに「インスタ映え」という言葉が到来した。
あとはインスタを始めるだけ。
北海道名物(?)、豪雪うどん。つまりじゃがいも麺。インスタ映え。
インスタ映えする男の写真を撮るインスタ映え映えする男を撮るインスタ映え映え映え男。
1泊2,500円のロッジの地下にビリヤード、ダーツ、卓球、けん玉、ジェンガやり放題のBAR(BAR閉店)。ワイファイ完備でツール見てる人もいる。
あんなに苦しいレースした後にまだ自転車レースを見ようとするライダーの鏡を横目に、わりと白熱したゲームが展開された。
フリーダムに卓球部が創設。元卓球部員は入部不可。
他のチームにも卓球部作って貰って、対抗戦しよう。どうせレース遠征は、レース終わったら暇なんだから。
ブログ書いてる途中で寝落ちして、昨日はオシマイ。