9月2日(土)、雑談。
昨日は結局家に帰るのが24時を過ぎてしまい、頭フラフラで帰った。
家に帰った後のことはあまり覚えておらず、奥さん曰く「会話中に寝た」とのこと。
記憶がないとか会話中に寝るとか、あまりないのだけど。
朝5時起床。詩織に起こされ。詩織が私を乗り越えていく感触で起きる。私を乗り越えた先にはベットから落ちるので、元の位置に戻して半目半起き。
朝7時頃再起床。自発的に起き。起きた瞬間に朝練が無理なことを感じ、休養に切り替える。
13時から仕事。
今日はボーラ4本、シャマル2本、レースピ1本、アクシウム2本のオーバーホール。
カンパばっかり。
将棋では研究手まで定跡をなぞることを「通い慣れた道」とかいうのだけど、それ。
カンパは世間に出回ってる数が多いから、メカマンにとってカンパのオーバーホールは通い慣れた道。
オバホ後の洗車。
マットホワイトは嫌いだ!とか言いつつ。
マットホワイトは洗うのも一手間あってめんどくさいけど、何よりも拭き上げが大変。
本当に厳密なことを言うと、ウエスについたちょっとした油分すら跡に残る。作業台から降ろす時に手で触るなんてもってのほか。ホコリをハタキでハタこうものならハタキで汚れるのがマットホワイトだ。
だから拭き上げの際は新品のウエスで拭きたいところだけど、とはいえマットホワイトの自転車を洗車するたびにウエスを新品にするわけにはいかない。
じゃあどうするか、っていうのがそれぞれのお店の工夫なんだと思う。
フリーダム?うちはホラ、あくまでサービスであり、テキトーだから。
マット塗装は、約3年ほど前に、パッガーニやケーニッグセグなどの一部の超スーパーカーで流行ったことに起因する。
スーパーカー=マット塗装=高級
みたいな図式とイメージが定着し、それが自転車にも転化した。塗装自体が軽量であることも追い風だったろう。
海外では、およそ自分自身でクルマの洗車をしないらしい。ましてこのレベルのスーパーカーを所有する階級の人たちであればなおさらだ。
スーパーカーを超えたスーパーカーをさらに超えたスーパースーパーカー...
専用のガレージで、専属に洗車をする人が付いている。マット塗装の手入れが難しいのは自明であり、プロに任せる。
しかし海外の、プロの、スーパーカーで起こったそれを、日本の、アマチュアの、ロードバイクに転用したらどうだろうか?
洗車は自分自身でやる。プロの設備を使ってプロの技術でやるわけじゃない。車と違ってエンジンむき出しの自転車。
グロスの塗面にワックスかけるのだって四苦八苦しているのに、マットを綺麗に仕上げられるわけないだろう。
綺麗に手入れされたマット塗装、ましてマットホワイトなど、まずお目にかかれるものではない。
フリーダム?うちはホラ、あくまでサービスであり、テキトーだから。