3月23日(金)、雑談。
学生時代に読んでいたエッセイ漫画、ダーリンは外国人シリーズ。
ずっと失念していたが最新作が出ていたので買ってきた。
外国人から見た日本、というのはたいてい面白い話である。
ルック795のヘッドの中身。
大まかなシステムは695と変わらないが、795の場合はベアリングにワイヤーが巻きついて、ヘッドを通りすぎた直後に90度に折れる。
そしてヘッド部分で折れたアウターワイヤーを、ほとんど穴が開いていないBBシェルに通していくかが課題。
フレームにフォークをハメるのに何分かかるかを測ってみた。2分7秒。
これならお客さんの前で作業が出来る。
お客さんの前で整備をするのもエンターテイメントのひとつだが、モタモタやっていると信用に関わる。
「おい、店長がガチャガチャやってるけど作業が進んでねぇぞ、大丈夫かこの店…」なんてのは言語道断であり、作業がスムーズに出来ないならばパフォーマンスとして認められない。
客の前でスムーズに見せられてこそ。
リム破損の補修作業。
作業前(↑↑)
作業後(↑↑)
やや応急処置的ではあるが機能には問題ない。リム交換するとる10万円近くするから、簡易的であっても機能十分にてこれで渡す。
あまりに完璧を要求されるようならリム交換してもらう他無いが、これで良しとしてくれるならば数時間の作業で日渡し出来る。
来期ラピエールの、情報非公開の誓約書。
ツイッターとかで情報漏洩すんなよ、と。
SNSによる情報の先行スピードは業界の展示会や講習会をはるかに超える。
速すぎる翌年度の情報は当年度を殺す。店よりもお客さんの方が情報が速く、店舗は入荷間も無くセール行きを余儀なくされる。
業界を脅かす行為を業界内が帰省するのは当然だが、実際に誓約書まで書かされるのは、フリーダムではこれが初めて。
実際に現実的に念書しなければいけない段階まできたということ。これからはそれが当たり前の時代になるということ。
メリダのインプレを書いた。
インプレを載せられるレベルのものだったからだ。
フリーダム(私)のインプレは、けっこうバッサリと切りすてたような言い方が少なくない。
この時メリットもデメリットも書けるなら良し。私の有益無益が読み手で逆転することもあるから、こういうのは十分に載せる価値があろうものだ。
しかしデメリットばかりのインプレなりどうか。
ともすれば他店や代理店から営業妨害で訴えられるわけで、最悪の場合載せないことが善処となってしまう。
そうやって捨ててきたインプレは少なくない。
インプレは、何を基準にするかが難しい。
例えばフレームのインプレであれば、基準をsワークス・ターマックにしてしまうと、もはやほとんどのフレームが走らないバイクになってしまうだろう。
このフレームはターマックに比べて遅い...ではインプレにはならない。
しかしハイエンドはハイエンドで比べなければいけないし、エントリーグレードとハイエンドを比べるわけにもいかない。
×××は△△△の下位互換です!なんて書けない。
褒めるに褒められないと、インプレとして成り立たない。
では書かないことが最善か?
そうではない。
ミヤタからメリダを借りた以上は、メリダの宣伝しなければいけない。
もしフリーダムでメリダが売れなくとも、日本全体でメリダが売れるように動かなければ、ミヤタに借りた義理が返せないのだ。