11月5日(月)、雑談。
今日はあったかかった。
昨日の朝練はすでにヒートテックにニーウォーマーで固めて防寒第一。汗冷えするようなら、そもそも出力出さない!みたいな。
今日は久々に半袖ジャージ+ウィンドブレーカー程度で済んで、身軽に走れて楽しかった。
オーバーホールの季節。
今日は3台。明日も3台。
今年のオーバーホールも、また少し値上げの傾向にある。
ひとつは単純にパーツの値上げ。シマノのスモールパーツは昨年に比べて7〜10%くらい上がっている。
もうひとつの理由は送料。こちらの方が影響は大きく、送料はどこもすごく高くなった。
スモールパーツの値上げは毎年あるけど、これは昨年にはなかった今年特有のトピックだ。
そもそもスポーツサイクルは送料の塊だ。
フレームもホイールもタイヤもハンドルもサドルもペダルも、ぜーんぶ別のメーカーで、ぜーんぶ違う代理店から仕入れて、1台バイク作るのに送料10回です!みたいな。
オーバーホール自体は3万円だけど、補修パーツに伴う送料600円が5回分で3,000円が別途です!みたいな。
しかしこの送料はなかなかお客さんに請求しがたいものがあった。送料3,000円いただきますというと、露骨に顔が渋くなる。
「送料なんて無料でしょ」というイメージを作ったのはアマゾンだと思う。
アマゾンがクロネコヤマトをこき使いすぎて、ヤマトがキレて、送料を値上げしたらサガワや他の運通も一斉に値上げしたという一連の流れ。
それが今年の春夏。ユーザーにはまだ「送料=無料」な感覚が残っていると思うけど、水面下では送料の押し付け合いが勃発していて、いずれ共倒れしてユーザーに押し寄せるのは遠くない。
お店をやっていると、夕方に大阪から手配したものが翌午前に千葉に届いたりして、日本の物流はすげぇなぁと思うことが多くある。
全面ガラス張りのフリーダムからはヤマトもサガワも一日中走りまくっているのが見えるので、「あの体力の価値は600円じゃねぇなぁ」と眺めているけど、送料は目に見える商品ではないから理解してもらえるようになるまではもう少し時間がかかる。
リアディレイラーのシフト。ここのケーブルが短いバイクは多い。
なぜかというと、シマノのケーブルパッケージとして、ここに使うために用意されているアウターがもともと短いから。
今時のフレームでは別途長く切り出す必要があるわけだけど、ケチってそのまま使うと長さ不十分になってしまいがち。
このケーブルの先にはワイヤーアジャスターがある。
このアジャスターは平たくいえば中空ネジ。だから脆い。
短いワイヤーが中空ネジに負担をかけて、長い時間をかけて歪んでいって、最後は不全になる。それを避けるために組み付け時にワイヤーを長く切る必要があるが、店としてはコストダウンのためにメーカーに用意された短いアウターをそのままセットしちゃう。
ここは個人的に、お店の整備の観察ポイントだと思っている。
↑上の自転車の、リアディレイラー部分のシフトアウターが...おそらくたいていのロードバイクにくらべて...長くなってるのが分かるだろうか。
店長選手権の時の取材で「イワサ君のバイクはリアディレイラーのシフトアウター長いのが特徴だよねー」って毎年言われるんだけど、私としては他店が短いだけであって、リアディレイラーのシフトアジャスターが歪むトラブルを回避出来てるのはこちらだと思う。
ぶっちゃけシマノがもう少し長く用意してくれれば、準専門店から一般量販店まで幅広く解決出来る、すごく簡単な話だと思うんだけどな。
クロバットを育てた。少し思い入れのあるポケモンなのでいつか育てたいと思っていた。
格闘2重耐性、格闘に対して抜群のとれるエアスラッシュ、避けにくいヘドロばくだんということで、カイリキー対策としての防衛向き。
実際にはギャラドスのついでにライコウあたりにヤラレちゃうはずだけど、防衛としては攻撃側に交換させた時点で勝ちと言える。
ニックネームは、別にデミオとジュリエットとかいうわけではなく、単純にマツダ・デミオから。
マツダのイメージマスクってクロバットに似てるって前から思ってたんだ。
技1に毒技が来たら攻めでも使えると思うので、気長に待とう。