てんちょブログ。

サイクルフリーダムの裏ブログ。

8月27日(日)、雑談。

お店の朝練。

初参加はブラウ・ブリッツェンのハンダシリュウ君。こないだE1のなんかのレースで7位に入ったシングルフィニッシャー。渡良瀬TTのためにTT見て欲しいとのことで、さてはて実力は。

 

往路。最終パックは8名+シリュウ+テンチョウ。シリュウとテンチョウは少し間をあけて。

平坦区間の巡行は48km/h。今日は曇り。暑くもなく風もおだやか。空気も軽く、呼吸が苦しくもない。この夏一番の走り時。速度が乗りやすいのは当然の理。

リュウには、

●カカトを下げること

●下あごから頭をさげること

●出力を上げることよりも、スムーズにペダリングをすること

の3点を伝える。

カカトを下げることで膝が下がり、膝が下がることで腸脛に空間が出来る。その空間の分だけ姿勢が下げられるようになる。つまりカカトを下げることが姿勢全体を下げる準備となるんだ。これはロードバイクの巡行でも使う基礎のひとつ。

そして上半身が下げられるようになった時、一番のネックは頭本体。デカい頭(ヘルメット)をどうやって全面投影面積の中に収めるかだけど、下を向いて視線ごと下げられない場合は縫工筋を使って下顎から下げる。首がキツいのは慣れて鍛えて克服する。

TTバイクはロードバイクに比べて4km/hくらい高い速度域で走る。例えばそれが43km/h→47km/hくらいになった時、それを出力だけで維持しようとするのはかなり難しい。だから、ある程度まで速くなったら単純な出力ではなく、ポジションやフォームで受けた空気をきれいに後ろに受け流してやらることを考える。それが出来るようになったら改めて出力に目を向ける。

 

...みたいなことを伝えながら走っていたら、集団から遅れてしまったので追い付くべく踏む。460w×1min40sec=53km/hほど。シリュウがちぎれる。

集団をキャッチするまで確認しなかったが、そこまでキツい数字ではないしスリップもあるのでシリュウも普通に付いてきているだろうと思いきや、後方確認で捉えきれないくらい離れてた。オーマイ。

「パンクかな?初参加の人がパンクトラブルを置いてったらヒドイ朝練だな笑」とか思いつつ待ってたら普通に来た。「どうした?」と聞くと普通にキツかったみたい。

48km/hを超えたらパワーだけで走るのはたぶん無理。だからまだ高速で巡行するだけの技術がないってことだね。独りで走れる速度域は43~44km/hくらいと見える。技術は出力と違って身につけけるのはすぐだから、ちょちょいのパーだよ。すぐ速くなるさ。

 

2段坂はハタノがトップ。テンチョウトップかな?っておもってたら頂上でハタノがペースを上げて、少し離れた。ロードバイクにダンシングで加速されたらTTバイクではかなり厳しい。横剛性なさすぎてダンシングできない。

後続はハタノから5mほど開いているが、みんなちゃんと付いていってる。平坦路で半死したシリュウまで+15SEC。ギリギリ付いてきているといえる数字であり、悪くはない。

 

最終区間の+6%の坂の前半は39~40km/h。シリュウにもローテに入ってもらって全員で頂上まで。

テンチョウは10mほどあけてTTバイク。796の数字で440w×2minほど。その後みんな一斉にタレて33km/hへ。出力は一気に280wまで下がる。往路敢闘賞はハタノ。

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復路。TTバイクでうぐいすライン来て何がツラいって、復路で2回登らないといけないこと。

リュウにはローテに入ってもらう。まだ最終パックに対して一人でどうこう出来る自脚はなさそうだ。

セブン坂はヒガシーハタノーシリュウーオオツカーイシマルの5名でペースを作ること。カナイーアカヌマにはその後ろについて脚を貯め、頂上から一気にアタックして下り坂を踏め、と2つの指示。

テンチョウは一人淋しく後ろで走る。あれ、今日の朝練、シリュウのTT練...。

先頭は予定通り、頂上手前で5名の後ろからアカとカナイが掛けていく。アカの踏み込みにカナイが遅れて2名→5名ではなく1名→1名→5名に。

ここ大事に。誰かのアタックに間髪入れずに合わせられるようになると実戦でかなり役立つから、練習の時にしっかり他人の加速に合わせられるようにしておこう。

 

2分ほど粘ったアカとカナイは、下り坂を下り切る前に吸収。7名+テンチョウで九十九折へ。右折してからのまだ勾配のゆるい段階でペースがさがり、テンチョウと集団の差が一気に詰まってしまったので、ダンシングで加速して抜いて登っていく。

速度が伸びなくていつもより踏んでしまい、反動でめっちゃタレる。ヒガシとオオツカさんに付いてこられて、タレて捲られて付いていけない。往路で得意げに「踏んで瞬間的に速いことより、タレないことが大事」ってサイクリングチームに講釈垂れておいて30分後に自分がこのザマ。

 

九十九折は区間3分2秒。4秒前にヒガシ、1秒前にオオツカさん。

オオツカさんは頂上でシフトアップミスでチェーン落下。登り終わりで脚が乳酸まみれの状態で出力ケアできずにシフトミスすることは結構ある。キツイ時はいつもよりリアのシフトダウンを遅らせて、6→4枚目ではなく8→6枚目まで引っ張ってからフロントシフトアップするとよさげ。

796のコメットは23Tまでしか付いていないので、今日はテンチョウもインナーで九十九折を登った。フロントシフトアップは最大限に慎重に。変速中は踏み込めないので、一発でピシッっと決めたい。

 

4秒差で前をいくヒガシとの差がなかなかつまらない。テンチョウはTTバイクなんだが、ヒガシは強いな。頂上通過から約40秒後にヒガシを捉え、抜きざまに踏み込みながら加速をしていく。ヒガシ曰く、「少し離れたと思ったら一気に離れた」とのことだが、それでもしばらく粘って付いてきてた。

52km/hで下り坂に侵入して◆◆km/hで下る。ロードのクラウチングだと2段坂下りで▲▲km/hまで出るから795の方が10km/h以上速い。いちおうTTバイクでもクラウチングポジションは出来るけど、TTではレースでしかクラウチングポジションはしない。

クラウチングポジションの時は膝でフレームを挟むんだけど、796でそれをやると膝にタイヤが当たってヤケドするから、TTバイクの時は膝でフレームを挟まない。でも膝でフレームを挟まないとバイクが暴れて怖いんだよね。 

 

復路最後の平坦区間は、後続を待って6人くらいでローテ。そのまま行くとヒガシが独りで死ぬ。テンチョウは15mくらい後ろからついていく。集団は44~47km/hくらいと安定してない。脚が残ってる人と残ってない人の差がデカい。

こういう時、練習では引ける人が引いて、引けない人はついていく。 

ダメなのは、引ける人が引かずに足を止めたり、引けない人が引いてチギれちゃったりすること。 

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練習終わりのコーラ+氷。

ペットボトルを150円で買うより、100円のアイスと100円の缶コーラの方が幸せ度が高い。 

余分な炭酸が抜けたり、余った氷をボトルに入れられるのもGOOD。 

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コーラ用のボトルだけ字があまり削れない。

どのボトルが何用かは、私は直接書いちゃう。テープとかで分けてる人もいるけど、渡してくれる人がそれをわかっているかはわからないから。 

 

帰りは第一パックと第二パックの間で単独。

せっかく14号にTTバイクを持ち出して、イオまでつけてるんだから楽しまないと。

クルマの流れに乗ると、47km/hほどで流れているにもかかわらず出力は180wまで下がる。E1の先頭集団のニュートラルパワーがだいたい230wくらいだから、ほとんどサイクリングに近いパワーで47km/hも出てくれる。

私にとって自転車は通学や通勤の移動手段として始まったから、頑張らずに車についていけるTTバイクは最高の乗り物だ。

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地引網は138匹ゲット。50km/hを超えなければゴプラはポケモンを採ってくれる。ロードバイクポケモンGOの相性は最高だな。

  

 

仕事。整備。 

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ニッセンのワイヤー。

シマノではワイヤー側にフッ素加工をしてあるが、こちらはインナーライナーにフッ素加工がしてある。

f:id:freedomtencho:20170827184710j:plain引いた感触はかなり油圧に近く、一昔前に流行ったダイヤモンドコーティングに近い。

油圧ブレーキのメリットとして引きの軽さを上げているインプレが多いが、引きの軽さだけ見れば、ワイヤー式もオイル式も実は変わらないんだ。

安い鉄ワイヤーと油圧を比べているから油圧が軽いと言っているだけで、油圧ブレーキの工賃と比べるなら、スペシャルなワイヤーと比べないとフェアじゃないと思うんだ。

 

ブラケットフード交換。

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ちょくちょく日記やブログに書いている気がするけど、バーテープの劣化は気にするくせに、ブラケットフードの劣化を気にしないのはおかしい。徐々に徐々に劣化していくから気付きにくいけど、新品と使い古しでは結構差がある。

金額は700~1700円(シマノ)といくらもしないし、交換時間はたったの11秒(計ってみた)。

どこの店でも売ってるだろうし、ワイヤー交換時にあわせて思考停止で交換しちゃってもいいくらい。

 

バルブコアの交換。

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空気の入り方が重い時は十中八九これのせい。タイヤ交換の時にめんどくさがってエクステンダーごと移してると、気が付いたらバルブコアの虫ゴムがダメになってることがある。

最悪なのは、虫ゴムの劣化をスローパンクと勘違いして、タイヤごと交換しちゃう場合。この手の内容は意外と少なくないんだ。 

こんなのまともに買っても200円しかしないし、それこそ店には腐って捨てるほどあるから、わりとサービスでやってしまうことが多い。 

 

 

フリーボディーのグリス交換。

シールドベアリングを介さずに回転しているところだから防塵性が低く、乾いた音を無視して乗ってるとラチェットが削れてダメになる。依頼された内容じゃないからお金取らないけど、あまりに...あまりにひどい音してたので、しょーがないからやってあげた。 

(↓↓)写真はフルクラム(カンピィ)のフリーボディーソケット部。 

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黒く見える部分はグリスのカスとゴミ。 

  

ちょっと手荒だけど、シールドの防水防塵を頼りに脱脂。 

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脱脂の作業時間は約20秒。

それなりに強い溶剤を使うので、①手早くやること、②水溶性の溶剤を使用し、すすぎの水量にモノを言わせること、③脱脂を始めてからすすぎ終わるまで、ハブシャフトを回さないことの3点がポイント。 

脱脂は使う溶剤の選択と作業スピードが勝負。特に作業が手早くなることで、出来る整備の内容が格段に増えてくる。

 

自転車も速くなれば出来ることが増えるけど、整備も速くなれば出来ることが増える。私は自転車に乗ることはアマチュアだけど、整備はプロだから、整備をトロトロやってたら絶対にいけない。

 

最後に洗車してオシマイ。 

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↑↑)事前。

↓↓)事後。  

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洗車時間の目標は10分。15分以上かけたら赤字と心に言い聞かせる。

ワイヤー~ブラケット~バーテープ交換とその他雑多な整備、洗車して片づけまでで1時間以内が目安。

 

マチュアDIYに毛が生えたようなスピードでは、自転車業界では稼げない。

借金して在庫リスク背負って店まで構えてるのに、サラリーマンの平均給与に毛が生えた程度の給与しかもらえないんじゃダメだ。仮に自分が良くても後輩が続かない。

それに、客商売で儲けるのが悪いって勘違いしている人も多いけど、儲けてるからこそ出来るサービスが増えていく。

儲からない→サービスできない→サービス悪い→儲からない、って悪循環だし、儲かる→サービスできる→サービスいい→儲かる、って好循環。 

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何事も、洗えば新品(やや)。

どんなに高いバイクでも汚れていたらみすぼらしいし、クロスバイクでも綺麗であれば凛として見える。

人間は走り終わったらシャワーするくせに、バイクは拭いてオシマイの人が多い。それでは自転車がかわいそうだし、かわいそうな自転車が多い。

 

 

ひとつ残念なのは、なかなか洗う環境がないことと、洗い方を教えてくれるところが少ないこと。ふたつか。

私は洗車の仕方をユーザーに教えるのはショップの責務だとおもっているから、業界全体の課題のひとつだと思う。