1月27日(月)、雑談。

子供のお母さんから電話がかかってきて、「子供がロードバイクをバラバラにして、組み立てようとしてるけど、どうやらうまくいってない。そこで組み立てたものを見ていただけますか?」という質問を受けた。

これはふつうに、「いいですよ」って答えておいた。

私自身も自分で自分のバイクをいじっていたタイプだし、メカいじりが楽しいのもよくわかる。

ただし組み立ててあろうがなかろうが整備の値段は変わらないことは伝えておいた。もっと言えばビスの長さがあってるか確認したり防腐処理がされているかチェックしたりしないといけないので、バラさないといけない分だけ高くなるかもしれない。いったんオッケー出してしまったら、なんにせよ保証するのはフリーダムだから。

「自分が組み立てた自転車を自分で乗って大丈夫ですか?」という質問も受けた。

なんだか私の立場としては困る質問だけど、「例えば私は私が組み立てた飛行機には乗りたくない」と答えておいた。

飛行機事故と自転車事故なら自転車事故の方が多いわけだし、自転車も簡単に死ねる速度が出るので、あまり軽く見ない方がいいと思う。 

 

 

TTバイクの時間だいっ! 

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TTバイクは錆との戦い。

端的に言って、ビスが外れない。 

 

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形状的に細くて薄いから、強度をとるためにビスが鉄製であることが多い。一方で受け側はアルミであることが多いから、オスとメスで強度に差が出る。

となるとワッシャーが重要になるなんだけど、 ワッシャーってちゃんと勉強しないとそもそも何のためにあるのかわからない部品でしょう?

だから手を抜かれてることも多いんだ。

 

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また、汎用性のあるビスなら差し替えてしまえばいいのだけど、TTバイクはそれ専用の部品が多いのも特徴。

TTバイクのハンドル周りの小物アッシーは何千円もするから、表面的な錆ぐらいだったらなるべく再利用していないと、たとえTTバイクといえどいくらお金があっても足りなくなってしまう。

いいんだよ、私は別に。

でもお客さんには予算があるから...。

 

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腐食が進行してるところは削りとってしまう。

ガン細胞みたいなものだから、見た目に差し支えない範囲で切除していかないとダメ。

そもそもこうなる前に来ないとダメ。 

  

 

ハンドル周りだけで、通常のロードバイクをオーバーホールするのと同じだけの時間がかかる。 

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工具の乱れは心の乱れ。

つまり伸びしろの現れ。

 

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TTバイクはBBはきれいなことが多い。BBは消耗に対して意識しやすい部分だから。

※写真は整備後のもの。 

 

①整備工賃が高そうなのが容易に想像できる、②練習がローラー台になりやすい、③走行距離自体は少ない、

④パーツが多い、⑤パーツが小さい、⑥鉄製の部品が多い、

ということで、本来はTTバイクはダメになりやすい要素が詰まってる。

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でも⑦組み付いてしまうと塗装面以外がほとんど隠れてしまうから、見た目的に大丈夫だと思ってメンテに持ってこない。

そして後日に(財布的に)痛い目を見るんだ。

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このTTバイクは昨日の日曜に預かって水曜に納品。

今日と明日はすごく寒くて、水曜からあったかいみたいだから、チェーンの張替えなど水を使う作業は水曜にやろう。

今日はTTバイクだけで整備おしまい。

 

 

順番は前後するけど、本日の午前中にちょっとだけ時間が空いて、最寄りのサイクルベースあさひに行ってきた。

最近はメディアに出ないからか気づかれることも無くなり、素性は明かしてない。

メンテナンス作業を見せてもらったお礼にママチャリ用のサドル買ってきた。

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シートクランプのゴミ。廃油を付けてブラシでこすればすぐにピカピカになる。

こういうのにパーツクリーナー使うのもいいんだけど、なるべく使わないようにしないといつまでたっても借金が返らない。 

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フリーダムのママチャリのビアンキって、チェレステというよりただの水色な気がする。

中国人がデザインしてイタリア人が作ってるんじゃないのか? 

  

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ということでサイクルベースあさひで買ってきた水色のサドルを水色のビアンキにつけて、チェレステのサドルはチェレステのビアンキに移植した。

な...何を言ってるのかわからねーと思うが、私もわからないぜ。

チェレステのビアンキを持ってたつもりが、いつのまにか水色のビアンキになってたんだ... 

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ロールスのバッジを磨いておいた。

あさひのサドルは2,000円。サンマルコのロールスは10,000円。つまりこのバッジが8,000円。  

 

そして本日たまたまとどいたニッセンのワイヤー。

製品サンプルを組み付けたのも今は昔、市民権を得てお客さん指名を受けるようになってきた。

送料の兼ね合いで、サンプルとしてママチャリに投入。

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採用したのはインディゴブルーという、濃い青。紺。

パンターニのセルフオマージュであるこのビアンキは、”ちゃんとしたチェレステ”に黄色のアクセントが入り、ロゴは濃紺。

アウターワイヤーはロゴのカラーに合わせてみようと画策した。 

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アウターカップは金。紺+金でブルジョワジー

KCNC製。KCNCはちょっと割高だけど、その分アルマイトの発色が良くて色も飛びにくい。こういう小物が色あせてるとダサいから、小物を手抜かず大物で手を抜く。

スーツは安物だけど革靴とYシャツ高けりゃバレない...みたいな。

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お。なんかちょっといい感じじゃん。

ロールスついてるだけでカッコよく見えるあたり、ミーハー丸出しだな。