8月3日(木)、雑談。
スクワットジャンプ15回×3セット。
上半身や腹筋が筋肉痛になったのに対して、下半身の強度が足りなかったせいか筋肉痛にならなかった。なので本数を増やしてみた。チョロいからって一気に増やすとケガするから、少しずつ。
本当はセット数ではなく絶対強度を強くしたいところだけど、セルフウェイトだとやはり足りないね。
ただ、右足に比べて左足が弱い、あるいは鈍いので、それの是正が第一段階。それ目的ならスクワットジャンプでもそれなりに成果は期待できるはず。
ウェイトトレーニングにおける左右差の是正は、たとえば強い方に対して弱い方を重点的に鍛えるのではなく、左右均等の運動を行ないながら弱い方を強い方まで引っ張りあげる方が効果的。
筋肉の左右差は無意識の運動からきていることが多いから、まずは強い方に頼らない運動を脳に覚えこませるんだ。
自転車はおおよそ左右均等に動く運動だから、左右差が起こりにくいって錯覚しがちだけど、実際は左右差があるにも関わらず、脳がそれを左右均等に動けていると錯覚していることが多い。
つまり自転車競技は、左右差が起こりにくいのではなく、左右差を感じ取りにくいんだね。
詩織のご飯やり。
服装がメイちゃんみたい。今流行り(?)の困り眉を地で行く詩織。
詩織は少しつかまり立ちを覚えた。まだ自力では出来ないけど、少し骨盤を支えてあげるとまぁまぁナントカ出来てる。
油断すると机にアゴぶつけそうになるから注意しないといけないけど。ハイハイからつかまり立ちした時に、視界が高くなったときに怖がらないようにね。
仕事はヒマ。夏だからね。
基本は冬に整備をして、春夏秋に乗ってもらう。
フリーダムがこの周期で動いている以上、フリーダムの夏の整備はトラブル系の対処が多い。パンクしたからタイヤ貼り替えるーとか、チェーン使い切ったから張り替えるーとか。たまにボーナス出たからフレーム買うーとか。
私からみれば、ヒマなのが何より。みんな元気にトラブルなく乗ってる、なによりの証拠だ。
いやほんと、夏に消耗品のトラブルばっかりだと、フリーダムは冬になにやってんだ!ってなるからね。
ロードバイクにおいて、整備は1年に一度やっておけば、そうそう春夏秋でトラブルが起きることはないと思っている。
もちろんユーザーが無理な動作で壊しちゃうことはあるけれど、そんなのは私は知ったこっちゃなくて、つまり消耗品的な壊れ方はしないんだ。
基本的に自転車は金属とアブラとゴムの塊であり、そのうちのアブラとゴムのお手入れがオーバーホールだ。
ホームページに書いてある「1年に一度オーバーホールで3万円!」ってフリーダムでは言っているけど、あれはわかりやすく言ってるだけで本当は違う。
本当はヘッドベアリング5000円、BB5000円、フロントハブ5000円、リアハブ5000円、ワイヤーバーテープ交換で10000円、その合計が30000円なんだ。
しかし同じ回転系でもヘッドベアリングやフロントハブは1年に1度で済むかもしれないし、リアハブは1年に2回やらなきゃいけないかもしれない。選手クラスになればワイヤーは年3回交換する必要があるレベルの人もいる。
だから本当は自分自身でオーバーホールの周期を把握する必要があり、全部いっぺんに持ってくる必要はあまり無い。
でも、ユーザーが自分自身でバイクの状態を把握して、オーバーホールの周期に当てはめてチェックを依頼するというのは難しい。
だから、とりあえず1年に一度やっとけばなんとかなる、みたいな言い方をしてるんだ。
加えて、たとえば週末に100km走る人...土日で200km...月800km...年間9600km程度しか走らないサンデーライダーであれば、1年に一度だけの整備であっても、なんとか私が保証してあげられる範囲にまとまると思ってるんだよね。
まずはお客さん達に、①自転車は金属とアブラとゴムの塊なんだよ、それから②アブラとゴムは定期的な管理が必要なんだよ、③アブラとゴムの消耗度は時間的なものと使用頻度によるものの2つの軸があって、どちらのタイミングが先になって整備に入るのかは、本当は自分自身で把握しておく必要があるんだよ、の3つを理解してもらうところから始まる。
実際に消耗しているかどうかを判断するのは難しいし、それを判断するのは私の仕事。でもその3つのことをユーザーが理解してくれているだけで、自転車のトラブルはかなり減ると思っている。
冬整備で春夏秋ヒマ。春夏秋ヒマなら私はレースに出れる!そういう考えも...ちょびっとある。ちょびっと。
夜練は雨のため中止。
スクワットジャンプしながらポケモンとりつつお家へ帰る。
8月2日(水)、雑談。
今日は地元の花火大会。
先週も先々週も、来週も展示会の中で、今週が何もなかったのは運が良かった。
詩織は花火に興味持って見てたようだ。朝起きてからほとんど泣かず、花火の最中もキャッキャしながら見てた。
はしゃぎ過ぎて地面に頭ぶつけた時だけ、5秒くらい泣いた。
詩織は「かわいい」という言葉が褒め言葉だとわかっているようだ。
わりといつもニコニコしているから周りの通行人からかわいいと言われ、かわいいと言われたからニコニコして、またかわいいと言われる。良いスパイラルの中ですくすく育ってくれると嬉しい。
8月1日(火)、夜練?
夜練はスクワットジャンプ。
自重で出来る筋トレのうち、最大負荷がそれ。
10回×3セット。とりあえず50日続ける。2日目。
8月1日(火)、小言。
朝練95km。なまった体に喝を入れて。
サノ君もサトウさんカノーさんもシンヤさんも、周りの人たちや私が戦いたいと思っている人たちが上のカテゴリーで強くなっていく中で、自分だけが停滞している気がする。
言葉で表すなら「焦り」が一番近いだろうか。石川の後のブログでは端的に「つまらなくなった」と書いたけれど、裏の気持ちはこれだった。
自転車は嘘つかない。
頑張れば頑張っただけ速くなるし、サボればサボっただけ遅くなる。
サノ君はイナーメに行ってとんでもなく速くなった。サトウさんもカノーさんもJPTにいって速くなってる。自転車から遠ざかっていたカザマは...すこし遅くなっちゃったね。
とはいえ一度強くなってしまえば、多少乗れなくて遅くなってしまったとしても、戻るのははやい。カザマだってその気になればすぐ戻るだろう。
問題は今の実力よりも強くなることだ。一時的な弱くなったものを戻すより、今ある頂点を伸ばす方がはるかに難しい。
私はどうか?少なくとも速くなってはいない…。
私の年齢で物理的に強くなれるのは、あと3年ほどが限界じゃないかと思っている。
だから本当はその3年間でプロ相手に揉まれに揉まれて強くなっておきたいんだ。今はまだとにかく自分より速い人たちと一緒に走って、たくさん苦しい思いをしていたい。それがきっと3年後以降に活きてくるから。
タカオカさんやモリモトさんやナカムラに少しでも近づくためには、エリートではまったく足りない。そういった考えが最終的に、3年前の自分とやってることが変わっていないことに対するいらだちにつながっていたんだね。
フリーダムには感謝している。
フリーダムの店長じゃなきゃ出来ないことがあるから、フリーダムの店長では出来ないことを許すことができる。
自分が望む環境で走れない状況に対して、自分のやりたいことを諦めて現実的に許された選択肢を受け入れるために、どうやって精神的な折り合いをつけるか。
石川から2週間、ウダウダグジグジし続けて、ようやくここまで辿り着いた。ずいぶん長かった気分だ。
まぁまぁ、たしかに、毎年順調に右肩上がりというわけにはいかないだろうさ。時には停滞もすることだってしかたない。
しかし、またいつかどこかで自分が望む場所で走れるようになった時のために、実力を落とすことだけはしてはいけないという結論になった。停滞も、落ちるよりはマシだろう。
だから我慢するんだ。
すこしモチベーションを支えるのにパワーが要る内容だけれど、いつかくるかもしれないときのために、しばらくの間、我慢する。
いいか、心を強く持て。Be cool!Be cool!
ひとまず底は抜けたようだ。
ただし。
ひとりでもそれなりに強くはなれるかもしれないけど、自分より強い人と練習しない限りは劇的には強くはならない。それがスポーツの根幹。
そして私は今よりも劇的に速くならない限り、これから先は戦えない。
自分でつけた折り合いの中で、話の根元が解決していないことだけは、絶対に忘れてはいけない。
7月31日(月)、雑談。
本来今日やるはずだった発注作業は、奥さん詩織がいなかった昨日の夜にやってしまったので、今日はかなりヒマ。
なるべくお店にいない時間に仕事はやらないようにしているけれど、プライベートと仕事の境目があいまいな時間が長かったせいか、仕事が無い時でもフリーダムで過ごすことは苦ではない。
シーズン中の整備は、在庫で賄いきれることが少ないと思う。
冬季整備の消耗品のメンテナンスではなく、突発的な落車や無理な使用からくるトラブルが多いため、なかなか突拍子の無いところが壊れてたりして難しい。
ユーザー「こんなところ壊れるんですか?」
店長「わかりません。(実際に壊れてるんだから壊れないってわけじゃないだろうけど、でも) こんなところ壊れるんですね。」
っていう会話が多い。
日曜日預かり→金曜夕方引き渡しというスケジュールがほとんどだから、月曜発注木曜着ではなく、日曜発注火曜着という日程だと肉体的にはすごく楽になる。
しかしそのために日曜の夜に家で発注作業をするというのは精神的にはそれなりに負担であり、バランスをとるのは難しい。
ツールドフランス見に行ったお客さんからもらったお土産のお洋服。
しーたんマイヨジョーヌ。こういうのって、フルームのツイッターとかフォローして、ウチの子もジョーヌになったよってコメントしたらいいね!くれたりするのかな?
ようやく金バッジもらった。
家とお店の行き帰りに毎日コツコツとサラチングしてきた、家から最も近いジム。1回で18匹倒すとしてサラチング27回か。
サラチング30回で金バッジがひとつの目安か。あとは接骨院のジムでも金バッジが欲しいところだな。
奥さんに黄色いパンツ買ってきてもらった。408円だったらしい。安っ。
詩織は今日の夜に、ひとりでお座りができるようになった。
わりと気に入ったみたいで、 なんだかお座りでいる時間が長い気がする。ブラーゼンうちわで遊んでる。
石川以来、トレーニングを再開した。
筋力は3週間で落ち始めるから長く休むつもりはなくて、切りよく8月1日からとおもっていたけど、体のダルさがあまりに気持ち悪かった。8月1日からでもいいけど月曜日からでもいいかなーって思った。
昨日、朝練に初めて来た人に、「自転車が上手になろうと練習するとき、上達するためにはそれなりの順番がある。それを無視していると上手にはならない」という旨の話をした。
2週間考え続けて、今の私の環境で出来る、直近の課題は筋トレだと思った。
ワールドツアーを走っている私と同じくらいの体躯の選手は、だいたい185cm/85kgくらい。それに対して私は184cm/70kg。85kgとまではいかないが、75kgくらいにはならないといけない。できれば5kgまるまる太ももについてほしいところだが。
環境上、ジムに行ったりマシンでウェイトをすることは難しいけど、自重のみウェイトでもある程度までなら望んだ効果が期待できるんじゃないかという結論に至った。
ウェイトは50日くらいで効果が競技力に移ると言われているから、10月くらいのレースをターゲットにしてもいい。もしそれがうまくいっているようなら頑張ってジム通いしようかな、
特にどのレースがターゲットかは決めていないけど、時期的には経済産業大臣旗杯か、ジャパンカップオープンかな。
7月29日(土)、『ルギア爆誕』視聴。
今日はケータイがない
→写真が撮れない。
たまにはブログ書かなくていっか。何もない日だってあるしね、
今日は奥さんいないし、詩織もいないし、ケータイもないし。
お家帰ってマリカーやろう♪
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ポケモンGOでルギア、フリーザー、ファイヤー、サンダーの4匹が登場したが、このうちどれを育てようか迷っていたので、これらのポケモンが登場する『幻のポケモン ルギア爆誕』という映画を見た。
以下、ネタバレ。
この世界の前提として、フリーザー・サンダー・ファイヤーは神様であり、ルギアは幻のポケモンとはいえ、基本的にはただ強いだけの普通のポケモンだった。
●フリーザー、サンダー、ファイヤーは神である。
●サンダーとファイヤーとフリーザーは、ポケモン世界において生命を作り出した源である。
●3匹の力は拮抗していて優劣が無い。
●3鳥が均衡が崩れると世界が破滅する。ただしそれは地球が壊れるのではなく、生命が生まれなくなるという俗物から見た破滅。
◎ルギアは強いから崇められているだけであり、ルギアそのものは3鳥のように世界に対して何かをしたわけではない。
◎3鳥の均衡が崩れると世界が破滅するが、ポケモンの世界は3鳥の力が均衡を保っていたことで偶然に生まれたものであり、3鳥にとっては他の生命にさして興味はない。
ファイヤーの島をサンダーが支配したことで均衡が崩れて天変地異が始まったが、このときサンダーが「支配」という言葉を使ったことから、サンダーは世界の均衡を保つことよりも世界を支配することの方が重要だったと考えられる。
ただし3鳥は怒りを中心とした感情で動いていたというより、どちらかというとシステマチックに動いていた。
意図的に均衡を崩すことが出来、意図的に均衡を保たせるシステムが存在していた。これを「神は他の生命のことなど考えていない」「神は俗物の意思で動かせる」とまで捉えるのは意訳が過ぎるだろうか。
映画のあらすじとしては、
ひとりの人間の欲望によって神3匹の均衡が破れて世界が破滅に向かうが、他の人間や他の生物の意思が合わさってそれを阻止するというもの。結果的には俗物が神に勝ったという内容。
映画の主張としては、
世界を破滅に導くのは欲望であり、世界の破滅を救うのは正義感である、といったところだろうか。
裏の主張は、
強大な1人の力では神を倒せなくても、弱くとも統一された意思があれば神にも打ち勝てる、だと思う。
ルギアは3鳥に対して1体1なら上回ってたが、1体3では及ばなかった。
これは、ルギアが3鳥を倒せなかったのは単に強いだけではダメだというメッセージであり、主人公や雑多なポケモン達すべての力で神の怒りが収まったというのは、みんなの力が一つにならないとダメだという事だという旨だろうか。
●ルギアは世界を破滅に導いた人間に対して怒りを持っていた
●ルギアは謙虚。
●ルギアは高尚ではなく俗物的。神3鳥を鎮める道具を”お宝”呼ばわりするあたりがかわいい。
どんなに強くてもどんなに珍しくても、意外と普通のキャラクターなんだね。
ポケモンGOのルギアの図鑑には「羽ばたくだけで民家を壊しちゃうから、人がいない海に引きこもった」みたいなことが書いてあった。映画では世界の破滅を防ぐために深海から現れて神3匹を諫めようとしていたけど、ひきこもってたけど仕方ないから出張ってきたよ、的な描かれ方をしていた。
ルギアは優しくて強い、普通のポケモン。
映画を見て、フリーザー、サンダー、ファイヤーのどれのファンにもならなかった笑。
ファイヤー→あまりいいところない
サンダー→強い、頭よわい
フリーザー→特に何もしてない
ってところかな。
3鳥の均衡を崩した欲望深い人間を倒し、その後3鳥を倒そうとして倒せなかったルギアが、そのあとに「終わった...」という言葉を発する。
元凶は倒したから神も怒りを鎮めてねと牽制したのではなく、直接的に力で神を倒せなかったことで世界の破滅が決定的となってしまったことに対する無念の発言だと捉えることが出来る。
ルギアがサトシに頭を下げたシーンは、世界を救うのは物理的な力ではなく正義感や使命感であることの象徴だろうか。
ルギアは最後に「私が幻であることが、 この星にとって幸せなことなら...」と言って海に帰った(また引きこもった)。世界の破滅を防ぐ≒世界を作っていくのは力ではなく正義感だから、私は必要ないよってことだろう。
物語の最後に主人公の母親が言った、「世界を救うなんて命がけでする事じゃない。あなたはあなた……他の誰でもない。たった一人のあなたなのだから、自分を大切にして、あなたはあなたのやりたいことを目指しなさい」という言葉は、1回見ただけでは何を指しているかわからなかった。
直接的に捉えれば、「自分がいるからこその世界であり、世界を感じるためには自分が先に必要だ」ということだが、それ以上のことは整理しきれていない。世界の破滅を救った主人公に向ける言葉としては違和感があり、さらに「あなたのやりたいことを目指しなさい」というのは、欲望が世界を破滅させそうになったという内容から矛盾している。
少しメタ的だが、映画最終盤のキメの言葉として、物語の根幹にかかわる内容になるはずなのだが、いかんせん映画の内容があっさりしているから、テーマ性を読み取るヒントがとらえきれていないように思った。
まだ1回しか観てないからまだ主張がしっかりと整理できていないけど、とりあえずポケゴーでルギアを育てるのは決定的だな。