freedomtenchoのポケモンGOブログ。

自転車のことは書かない。

7月29日(土)、『ルギア爆誕』視聴。

今日はケータイがない

→写真が撮れない。

 

たまにはブログ書かなくていっか。何もない日だってあるしね、

 

今日は奥さんいないし、詩織もいないし、ケータイもないし。

 

お家帰ってマリカーやろう♪

 

 

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ポケモンGOでルギア、フリーザー、ファイヤー、サンダーの4匹が登場したが、このうちどれを育てようか迷っていたので、これらのポケモンが登場する『幻のポケモン ルギア爆誕』という映画を見た。

以下、ネタバレ。

 

この世界の前提として、フリーザー・サンダー・ファイヤーは神様であり、ルギアは幻のポケモンとはいえ、基本的にはただ強いだけの普通のポケモンだった。 

 

フリーザー、サンダー、ファイヤーは神である。

●サンダーとファイヤーとフリーザーは、ポケモン世界において生命を作り出した源である。

●3匹の力は拮抗していて優劣が無い。

●3鳥が均衡が崩れると世界が破滅する。ただしそれは地球が壊れるのではなく、生命が生まれなくなるという俗物から見た破滅。

 

◎ルギアは強いから崇められているだけであり、ルギアそのものは3鳥のように世界に対して何かをしたわけではない。 

◎3鳥の均衡が崩れると世界が破滅するが、ポケモンの世界は3鳥の力が均衡を保っていたことで偶然に生まれたものであり、3鳥にとっては他の生命にさして興味はない。

ファイヤーの島をサンダーが支配したことで均衡が崩れて天変地異が始まったが、このときサンダーが「支配」という言葉を使ったことから、サンダーは世界の均衡を保つことよりも世界を支配することの方が重要だったと考えられる。

 

ただし3鳥は怒りを中心とした感情で動いていたというより、どちらかというとシステマチックに動いていた。

意図的に均衡を崩すことが出来、意図的に均衡を保たせるシステムが存在していた。これを「神は他の生命のことなど考えていない」「神は俗物の意思で動かせる」とまで捉えるのは意訳が過ぎるだろうか。

 

 

映画のあらすじとしては、

ひとりの人間の欲望によって神3匹の均衡が破れて世界が破滅に向かうが、他の人間や他の生物の意思が合わさってそれを阻止するというもの。結果的には俗物が神に勝ったという内容。

 

映画の主張としては、

世界を破滅に導くのは欲望であり、世界の破滅を救うのは正義感である、といったところだろうか。

裏の主張は、

強大な1人の力では神を倒せなくても、弱くとも統一された意思があれば神にも打ち勝てる、だと思う。

 

 

ルギアは3鳥に対して1体1なら上回ってたが、1体3では及ばなかった。

これは、ルギアが3鳥を倒せなかったのは単に強いだけではダメだというメッセージであり、主人公や雑多なポケモン達すべての力で神の怒りが収まったというのは、みんなの力が一つにならないとダメだという事だという旨だろうか。

 

●ルギアは世界を破滅に導いた人間に対して怒りを持っていた

●ルギアは謙虚。

●ルギアは高尚ではなく俗物的。神3鳥を鎮める道具を”お宝”呼ばわりするあたりがかわいい。

どんなに強くてもどんなに珍しくても、意外と普通のキャラクターなんだね。 

 

ポケモンGOのルギアの図鑑には「羽ばたくだけで民家を壊しちゃうから、人がいない海に引きこもった」みたいなことが書いてあった。映画では世界の破滅を防ぐために深海から現れて神3匹を諫めようとしていたけど、ひきこもってたけど仕方ないから出張ってきたよ、的な描かれ方をしていた。

 

ルギアは優しくて強い、普通のポケモン

 映画を見て、フリーザー、サンダー、ファイヤーのどれのファンにもならなかった笑。

 

ファイヤー→あまりいいところない

サンダー→強い、頭よわい

フリーザー→特に何もしてない

ってところかな。

 

3鳥の均衡を崩した欲望深い人間を倒し、その後3鳥を倒そうとして倒せなかったルギアが、そのあとに「終わった...」という言葉を発する。

元凶は倒したから神も怒りを鎮めてねと牽制したのではなく、直接的に力で神を倒せなかったことで世界の破滅が決定的となってしまったことに対する無念の発言だと捉えることが出来る。

 

ルギアがサトシに頭を下げたシーンは、世界を救うのは物理的な力ではなく正義感や使命感であることの象徴だろうか。

ルギアは最後に「私が幻であることが、 この星にとって幸せなことなら...」と言って海に帰った(また引きこもった)。世界の破滅を防ぐ≒世界を作っていくのは力ではなく正義感だから、私は必要ないよってことだろう。

 

物語の最後に主人公の母親が言った、「世界を救うなんて命がけでする事じゃない。あなたはあなた……他の誰でもない。たった一人のあなたなのだから、自分を大切にして、あなたはあなたのやりたいことを目指しなさい」という言葉は、1回見ただけでは何を指しているかわからなかった。

直接的に捉えれば、「自分がいるからこその世界であり、世界を感じるためには自分が先に必要だ」ということだが、それ以上のことは整理しきれていない。世界の破滅を救った主人公に向ける言葉としては違和感があり、さらに「あなたのやりたいことを目指しなさい」というのは、欲望が世界を破滅させそうになったという内容から矛盾している。

少しメタ的だが、映画最終盤のキメの言葉として、物語の根幹にかかわる内容になるはずなのだが、いかんせん映画の内容があっさりしているから、テーマ性を読み取るヒントがとらえきれていないように思った。

 

まだ1回しか観てないからまだ主張がしっかりと整理できていないけど、とりあえずポケゴーでルギアを育てるのは決定的だな。