11月4日(日)、雑談。
本日さいたまクリテ。
サッカーでいえばメッシとクリロナが日本代表と一緒にミニゲームをしてくれるようなものなので...そりゃ間近で見たいよね、と。
数か月前にはこの時期は、お店の移転に伴ってプー太郎だった可能性が大いにありえたので、もしそうなったら見に行こうと思っていたけど、結局のところ縁は無かった。
お店の朝練は往路はサイクリングチームと一緒に、復路はレーシングチームと一緒に。
復路はチームメイトとバイクを交換して、自分の795-30thを横から眺めさせてもらった。
電動式か機械式かでいえば、十中八九電動式の方がいい。機械式の「操ってる感」はとても楽しいものだが、性能面としては文明の理はデカい。
個人的な電動カンパは2013~2015年以来4シーズンぶり。私がE1でスプリント戦をしていた時はEPSだった。
2015年当時、795は機械式で組むのがもっとも難しいバイクであったことと、かつそれをカンパで組んでアピールしてやろうというのが狙いのひとつだったので、795はずっとメカニカルを選んできた。
電動カンパと機械カンパの一番の違いは、シフトダウンレバーの支部(写真右・赤丸)がブレーキレバーの裏に納まっているか、あるいは露出しているかだと思う。EPSはシフトダウンレバーがブレーキレバーの中に納まっていることで、ボディー下部の面積が相対的に広くなる(写真左・赤矢印)。
シマノを含むたいていのレバーでは中指薬指小指の3本がブラケットレバー裏に入りきらず、小指に力が入らないことが多い。ヤクザがカタギに戻る時に小指を詰めるのよろしく、小指が無いと握力が落ちる。
シマノでも9000系から9100系にモデルチェンジした際に指2.5本分から3本分に広げられたが、カンパの機械式と電動式の関係はそれに近い。
カンパの電動とシマノの電動の違いはオプションスイッチの差。具体的にはスプリンタースイッチの存在の有無が大きいように思う。
だからカンパニョーロでいえば機械式であっても電動式であってもシフターは1箇所しかないから実働にはさしえ差がつかないのだけど、シマノの場合はサテライトスイッチが付くことによる電動のアドバンテージがものすごくデカい。カンパは「スプリンタースイッチは必要ないと考えています」と主張しているが、絶対欲しい。
名前が「スプリンタースイッチ」というからスプリントしない人には関係ないと思われている節があるが、あれは誰にとっても有益なもの。個人的にシマノを使うならオプションスイッチの存在を理由に電動一択だ。