ポケモンGO・サカキ戦記、リトレーン高個体と限定技。
出た。戦った。勝った。
サカキと出会うためのひととおりタスクを終えたあとは積極的に探すことはなくて、偶然出会った時に戦うスタンスでいた。
それは美味しいものは最後にとっておくのと同じ。
食べてしまえばある種の虚無感があるだろうから、なんだかもったいなくて。
ロケット団したっぱ戦は現在898勝、幹部にはシエラ5戦、クリフ7戦、アルロ4戦、今までにそれぞれしてきた。
幹部戦もサカキ同様に積極的に逢いに行くのではなく、なんとなくポケストップを通りがかった時に幹部がいたら戦うスタンスにしている。
シエラとクリフには【ラグラージ/ダークライ/ジバコイル】で、アルロは【メルメタル/カバルドン/ジバコイル】で挑む。
何回も戦っていると相手のポケモンを覚えてきちゃうけど、今後どんどん複雑になるのだとすれば、出来るだけ固定パーティーでササッと戦えるようにしておきたい。
サカキは、実は使ってくるポケモンがわかっていた。
今の時代にネット情報を完全に遮断することは難しく、どうしても風の噂が耳に入ってしまった。
なるべく対策パーティは考えないようにしていたが、それもなんとなく無理だった。
連れて行ったのは↑↑上の3匹。
"悪の組織を倒す"というのは、ポケモンのシナリオとしてはひとつのエンディングであるため、そこは御三家だろう!と思い立ったのが始まり。
ほんとうはチュートリアルでもらったフシギダネを使って勝とうかとも考えたのだけど、夕方の薄暗い公園で集中して考えることは出来なかった。
二重弱点が2匹ということで攻略は簡単。
ラグラージでシールドを2枚削った後、まだペルシアンのうちにバクフーンのゲージを溜めておく。
2匹目のサイドンはドダイトスのはっぱカッターだけで倒してしまって、3匹目のフリーザーにはドダイトスのストーンエッジとバクフーンのオーバーヒートをポンポンっと連打して勝ち。
幹部戦もサカキ戦も特に伝説ポケモンや限定技を使わないと勝てないわけではなく、つまりこのゲームは"そういうふう"に出来ているのだろう。
したっぱ戦を戦ってるうちに、リトレーンすれば100%個体になるミニリュウに出会った。
個人的にもリトレーン100%個体は珍しくなく、確率的にも野生で出会うより30倍ゲットしやすい。
ただ、こんな言い方をすると批判もあるかもしれないけど、珍しくないからこそ皆んなが持っているからこそ、コレクションとしてつまらない。
私の手持ちのカイリューは、自分の店で捕まえたもの。
まだ「ポケモンGO≒カイリューvsラプラス@技ガチャ」の時代だったから、高個体値のいぶきカイリューが出た時は大騒ぎになって、近所の店に伝えたり、しばらくしたらサーチツールを使ってる人達の車で店の駐車場が溢れたりした。
それはすごく楽しい思い出で、仮にゲームであってデータであってただの数字の塊かもしれないけど、そこには間違いなく感情的なつながりがある。
それは自分の愛車に感じるものと同じ。
リトレーンとか個体値100%の満足度を超えるものだと、個人的には思っている。
もし自分のカイリューがロケット団に奪われてシャドウポケモンにされてしまったら??私はたとえリトレーン100万でもすぐに治してあげるだろう。
ただ、そうした愛情を持つポケモン達で手持ちが溢れているなかで、期間限定技を覚えた有用なポケモンがいる。
コメットパンチメタグロスとか、ようかいえきマタドガスとか、バトルするにあたってはその技がないと取り戻せないくらい影響してしまう技もある。
私のサンダーのニックネームはレンジという名前が付いていて、現在34,000勝している。
サンダーはもっとも好きなポケモンのひとつで、私が黄色チームに入ることにした直接の理由。初めて育てたときから2年以上、ずっとパーティに居続けている。
初めてサンダーが登場したときの期間は1週間だけだったから、けしてレンジは個体値が高いわけではないし、長くやっていけば手持ちの個体値を超える個体や限定技を覚えている個体、色違いの希少な個体にも出会う。
チャージビームは電気技としてだけでなく、あらゆる技の中でも最も弱い。
期間限定技だった電気ショックのほぼ下位互換でしかなくて、もしレンジが電気ショックを覚えてくれたらすごく嬉しい。
それでも私にとってのサンダーはレンジだから、この先どんなに強いサンダーが現れたとしても私はレンジと一緒に戦っていくだろう。
だからあえて汚い言葉で書こうと思う。
限定技はクソだ。