2月15日(水)、雑談。
今日は10時から品川でシマノの展示講習会。その後16時からパイオニアの講習会。
6時45分と9時半を見間違えて焦る。
久しぶりの電車。
自転車輪行して都内に持っていこうか最後まで迷ったけど、結局辞めた。
持っていけば都内の移動が楽。シマノからパイオニアまで3時間以上空くからね。持っていくとしたらクロモリだったから電車内で大変。
さんざん迷ったあげく、持っていかないことにした。果たして...
目の前にグリーン車が止まったので勢いで乗る。意識してなかったけどそういえばグリーン車があるのね!
今日は朝から晩までなので、1時間立ちっぱなしで朝からグエってなるのと、1000円払って足伸ばして座るのと、どっちがいいかは微妙なところ。
だったら快適にいける部分が残るグリーン車の方がポジティブじゃないか。別に毎日乗るものじゃないし、金で買える体力は買っておこうぜ!
いろいろ考えてみると、なんだか品川までの50kmを500円で移動出来ることの方がすごい気がしてきた。自転車で行ったらメシ代500円じゃ済まないもんね。
シマノ講習会は約2時間半。
途中からお腹がぐーぐー鳴り始める。
講習会が終わって、鯖定食。
揚げ物屋さんやラーメン屋さんが多く、食べられるとこがない。こりゃ世の中のサラリーマンが太るわけだ。
メシは...迷ったら鯖しお、と決めているから迷わないよ。
パイオニアの講習会まで時間があるので、海辺までミニリュウを探しに行く。ハクリューの影はあるものの見つからず。けっこう歩き回ったんだけど、残念。
パイオニアの講習会があるのは北千住。主にポケモンのせいでケータイの電池がなくなってしまったので、途中のヨドバシアキバで充電する。
30分間ヒマなったので、秋葉原のミニカーショップを巡る。
以前、店を構えてモノ売る時代はもうすぐ終わるー的な事を書いたが、ミニカー業界はすでに終わった。私が学生の頃に通っていたミニカーショップはほとんど潰れてしまったし、私のミニカーを手配してくれてる人もすでに通販に専念するようになった。
ただそうなると、自分のコレクション以外のものを見る機会がほとんどなくなってしまう。現物を見れないとか、購入が能動的だとかで、コレクションが広がっていかないのは、あまり楽しい事ではない。
ちょっとした寂しさを感じながらアキバを散歩する。
パイオニアの講習会。
4年前、最初の最初の講習会において、実はカンパニョーロのEPSの講習会と被ってしまって行けなかった。複数名スタッフがいる店は手分けして行ったのだろうが、フリーダムは私しかいないがために、私はEPSを選びパイオニアは選ばなかった。
それ以来、ずっとパイオニアはおざなりのまま取引開始しなかった。フリーダムのお客さん達は、パイオニアのパワーメーターが欲しければ他の店で買う必要があった。
パイオニアのペダリングモニターの売り文句、「ペダリングスキルの上昇」「ペダリング改善」「無駄のない走り」...言い方は違えど意味は同じだろう?
そしてそれらを望んでいない人なんていないだろうに、あこぎな言い方をする...。
フリーダムにおいても世の中においても、速く走りたいと声高に叫ぶ人は少数だ。しかし自転車が上手にはなりたいと思う人は大勢いると見える。
しかし速く走ることと上手に走ることの、いったい何が違うのか。速い人は上手だからこそ速いのだ。それを分けて隔てて考えている事自体が筋違いなのだ。
速くならなくてもいいけど上手にはなりたい...などと思っている人は、速く走るためには筋力鍛えて出力あげればいいとでも思っていないか?パワーメーターを買えば自然と上手になると思っていないか?パイオニアが示す矢印に合わせてペダリングしてれば勝手に上手に走れるようになるとでも思っているんじゃないか?
パワーメーターやペダリングモニターってのは、売った後に面倒見る事が一番大変なんだ。その面倒は1回や2回じゃない。100回200回、1年2年3年かけて、多大な労力と莫大な時間を費やしてお客さんと話し合って行く必要がある。
だからパイオニアを取り扱えるようになることが問題じゃない。パワーメーターを売って数万円儲かる事が問題じゃない。ペダリングモニターをつけた人が、最終的に自転車が上手になるかどうかが問題なんだ。
はたして私にパワーメーターとペダリングモニターを使った指導が出来るのかね?はたして私から指導されたとして客はそれに満足するのかね?はたして私の指導によって客は上手になるのかね?
パワーメーターを売るということはそういうことなのだ。性能とか価格とか、納期だとか販売条件だとか、そんなことはちっとも問題じゃないんだよ。
客が出力と効率が分かるだけで満足してくれるならば、どんなに楽なものか。パワーメーター売るだけ売って大した分析も指導も出来ないのであれば、最初から売らない方がマシなんだ。
私がそんな考えでいるから、フリーダムはパイオニアの取り扱いから遠のいていた。もちろんこれからパイオニアの取り扱いを始めたからと言って、今なら指導出来る自信があるなんて、1mmたりとも思ってない。
講習会には人がいっぱい来てたよ。当然みんな自転車屋さんだろうね。
「皆さんはパイオニアのパワーメーター使って指導出来る自信がありますか?」って喉から飛び出るほど質問したかった。
私はとてもじゃないけど手は挙げられない。どれだけたくさん自転車乗ればその手が挙げられるかわからない。
ダラダラと長い文章打ちながら、ロクに聞いてもない講習会が終わるとミニリュウに出会えた。
嬉しくて泣きそう。俺いい子にしてたもん。頑張ったもん。ありがとうミニリュウ!ホントありがとう!
あいかわらず錦糸町はすごい。
ラッキー3匹とポリゴン3匹取った。何ヶ月ぶりかにミニリュウもとった。いいキャンペーンだったな。