1月11日(土)、雑談。
自転車が売れた。
お正月を抜くと初めての週末の土曜日で、お客さんは「新店舗で初バイク」を狙ってきたとのことだった。
なんかね、そういうこと聞くとシンプルにうれしいというか、照れる。
「お待たせいたしました。」
旧店舗最後のレジジャーナルを見ると7月15日。
これを最後の接客として実に半年ぶりとなる接客は、初めてロードバイクを買おうとする人に、自分が何をどんな順番で説明していたか忘れていて四苦八苦。
その後の接客は即席のオーバーホールや納車を含めて18時半まで続き、声が枯れた。
接客してるだけで声が枯れてしまったのはブランクを感じる。
のどの能力が落ちた。
閉店時間が過ぎて、お店のポップを作った。
接客や整備をしてないときにはノホホンとしているけれど、値札は接客の一部なので、おちゃらけないで作っている。
右はMS明朝で適当に作ったサンプルで、左は実際に採用したフォント。
こないだ労働局の書類にポップ体が採用されててびっくりしたけど、私はこういう書類ではポップ体は使わない。
高級ロードバイクのインフォメーションボードは、それこそ学会の論文発表の時のような緊張感をもって作ってる。
ポップ体はドン・キホーテやビレッジバンガードみたいなイメージがあって、それはそれで親しみやすいかもしれないけど、70万円もするフレームには排他的な雰囲気や憧憬の念、さらに言えば多少なる畏怖を持って貰ってしかるべきと考えている。
総額150万円もの国産ロードバイク。
たとえばグランドセイコーにポップ体は使われないだろう?
私が扱ってるのはそういう類いなんだという気概が大事。ヨネックスにふさわしい接客であることが大事。
785のzedクランク仕様は2019年のもので、私個人のスペアフレームとしてストックしてあったもの。
自分のスペアバイクは通常なら夏ごろに納品用に充てるのだけど、今年はその時期にフリーダムが無かったので、年度を超えてまだ売れていない。
今年はZED仕様がカタログ落ちしてしまったけれど、ZEDが落ちた理由は①12速用のチェーンリングが開発されてないことが原因なので、①と②クランク型パワーメーターを使わない、の2つが当てはまればZEDクランクの方が性能が高いので、ZED探してるよーって方はお問合せください。
サイズはSサイズ。
いい子拾った。とっておきが無くてもPvPでイケる。
サンダースかブースターになってくれたらうれしい。
......むっ...オマエかわいいな...。