8月4日(金)、雑談。
朝練2.5h
メーター無し。メーターは...ニセコクラシック以来つけて走ってないかも...
自転車のサイトで毎日チェックするのはシクロワイヤードとサイクリングタイムとBikeRider
BikeRiderは良く見る。日本後がないのが残念だけど、割と簡単な英語で書いてくれてるのと、とにかく写真が多い。
自転車のメディアは文章が多いものが多いけど、とにかく写真をたくさん載せているサイトがもっとも情報が有意。トップシーンの手作り機材こそ、最新トレンドの方向性が読み取れる最大のヒントである。
カンパのブレーキは効かないんですか?という質問を受けた。
答えは、ちゃんと効く。カンパもパニックブレーキすると簡単にロックする。
デュラエースを基準にしたときにカンパニョーロやアルテグラに減点は無く、デュラエースが優れているかどうかも怪しい。ヨーロッパのプロツアーよろしく、25-28Cタイヤでアルプスを時速100㎞でダウンヒルしてみれば何か違う意見も持つのだろうか?
きょうび効かないブレーキはほとんど無くて、最近はティアグラやTRPの安いブレーキもちゃんと効くようになった。自分で使ってみても整備してみても、10年前からは信じられないくらい良くなったと思う。だから105じゃないとダメとか、コンポ揃ってないとダメとかいうことは、実は全然思っていない。
もちろん良いブレーキが付いて入れば好ましいとか、扱いやすいとかは思うから加点こそあれど、かといってデュラエース以外のブレーキに減点部分はあまりない。
シマノとカンパは100点と60点というのではなく120点と100点みたいなもので、どれも必要十分にて合格、といったところ。また100点より120点の方が良いという意味でもない。
あと混同してはいけない話として、制動力が低いこととコントロール性がいいことは、完全に別であること。
ブレーキが効かない事を、ロックしにくくてコントロール性が高いと勘違いさせるような文面を散見するけれど、コントロール性は機材の絶対的な制動力と乗り手の技術の2つで成り立っているものであり、はき違えてはいけない。
私の日記やブログではディスクブレーキはコントロール性についてはあまり触れてこなかったが、この半年でディスクブレーキのタッチは一気によくなったと思う。どこがターニングポイントになっていたかは私の中ではっきりとした整理がついていないのだけど、コントロール性の向上は整備していても強く思う。
ほんの1~2年前のシクロクロスではあまりにコントロール性が乏しくて、カンチブレーキが選ばれていたほど、どんなに気を付けてもガッツンブレーキだった。
しかし、現在はディスクブレーキが必須であると言われてる。もちろんディスクブレーキの制動力ありきでのコース難易度になったという理由もあるだろうし、ディスクブレーキの肯定論はいまだにロードバイクではなくシクロクロスでの話だが。
すこし極端な話だけど、仮にこの先に自転車界がキャリパーブレ―キを廃してディスクブレーキしか発売しなくなると仮定して、今の段階ではディスクブレーキがどれほど良くなるかは検討が付かない。
油圧ディスクはあまりに開発スピードが速くて、正直言ってわからない。大げさに言えばあと1年でキャリパーブレ―キの同等のコントロール性能になってもまったく不思議ではない。
ただ、とりあえず2017年現在の時点では、コントロール性においては、シマノがどうとかディスクブレーキがどうとかではなく、乗り手の指のタッチが9割くらいを占めると思っているから、まだしばらくはブレ―キのコントロール性に言及すべきではないと感じる。
雨の中、傘さして、ポケモンジム倒しつつ、長靴でスクワットジャンプしながらおうち帰る。
そして詩織をお腹に乗せながら腹筋。