【参考②】2018年10月27日の日記【補足/再掲載】
ディスクブレーキの維持費が高いことが、だんだんわかってきたね。
シマノはディスクブレーキの維持費は安いと主張しているけど、現実的には逆だった。パットもローターもガンガン削れていく。
オフロードのフレームのフレームエンド幅142mmに対してロードバイクは130mmのなかにローターを入れてるので、基本的な設計すべてがギリギリ。
ローター薄く作ったら寿命が短くなった、というのは当たり前な話だ。
ディスクブレーキロードが大々的に発売されてから1年半ほどが経って、初期型を買った人たちがメンテナンスとして帰ってはじめたわけだけど、もうしばらくするとディスクブレーキの維持費はリムブレーキよりも高いというのが一般常識として定着すると思う。
ディスクブレーキ採用のロードバイクは、やっぱり「ディスクじゃなきゃいけない」ってシーンが少ないのが苦しい。
ユーザーとしては「ディスクブレーキでもダメじゃない」ではお金は出せないだろう。
正直に言って、私は売る側として「なんでディスクブレーキを勧めるんですか?」って尋ねられた時に合理的な説明が出来ない。
お店を閉めていた期間にいくつかプロショップを回ってみたけど、どこもディスクブレーキの在庫の余り方はしんどそうだった。
2017年から本格的に始まったディスクブレーキロードのデリバリーは来年で3年目を迎える。
サブプライムローンってわけじゃないけど、店として不良在庫3年は抱えきれないから、来年”はじけ”てしまうお店は多いんじゃないかな?